組織の役割の管理
Figmaには、FigmaデザインとFigJamという2つの製品があります。組織の全ユーザーが、各製品に対する役割を持っています。ユーザーが請求に含まれている場合、ユーザーの役割によって、請求ステータスが決まります。役割によって、デザインファイルまたはFigJamファイルで実行できるアクティビティーも制御されます。
役割を管理できるユーザー
ビジネスプラン: 組織管理者は、組織の全員の役割を管理できます。組織管理者は、閲覧者を確認し、請求書をトゥルーアップできます。
エンタープライズプラン: ワークスペース管理者は、役割の管理に関して組織管理者をサポートできます。ワークスペース管理者は、管理しているワークスペース内のユーザーの役割を管理できます。さらに、トゥルーアップ期間中に新しい編集者シートを確認することもできます。
注: 役割は組織レベルで設定され、Figmaの権限モデルの一部になります。チーム、プロジェクト、ファイルの権限を使用してユーザーが表示または編集できるリソースを制御できます。共有と権限に関するガイド →
メンバー表示タブ
[メンバー]タブではメンバーとゲストを表示および管理します。
- Figmaで組織を開きます。
- 左サイドバーで[管理者設定]を選択します。
- メニューバーで[メンバー]を選択します。
ワークスペース管理者は、メンバーを表示するときにワークスペースを切り替えることができます。メンバーリストの上部にあるタブを使用して、ワークスペースと未割り当てを切り替えます。
アクティビティーとアクセスを表示する
メンバーとゲストのアクティビティーとアクセスを表示して、アクセス権が必要なユーザーを決定します
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[最終編集]の日付、および[最終アクティブ]の日時を表示します。
- [最終編集]の日付をクリックし、 FigmaデザインとFigJamファイルが最後に編集された日付を表示します。
- [最終アクティブ]をクリックし、そのユーザーの[最近のアクティビティー]モーダルを表示します。
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現在の[デザインの役割]と[FigJamの役割]を表示します。編集者の場合、アップグレードされた日付を表示できます。
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ユーザーの行でをクリックし、[ユーザーアクティビティーの表示]を選択します。[最近のアクティビティー]モーダルが表示されます。
- アップグレード日と関連するアップグレードイベントを表示します。
- メンバーの履歴から最新のイベントを5つ表示します。イベントごとに、日付、アクティビティーの説明、関連するチーム、ユーザーのIPアドレスが表示されます。
注: 組織管理者は、[アクティビティーをさらに表示]をクリックして、選択したメンバーのアクティビティーログを表示することもできます。これで、組織内のそのユーザーの詳細なアクティビティー履歴を確認できます。 メンバーのアクティビティーの表示 →
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ユーザーがゲストである場合、[ゲストアクセス]タブもあります。このタブで、ゲストがアクセスできるチーム、プロジェクト、ファイルを確認できます。
- 公開リンクが有効になっている場合は、ゲストがそれらのファイルにアクセスできます。
- そのユーザーがアクセスできる、チーム、プロジェクト、ファイルのリストを表示します。
- 各リソースに対する権限を表示します。
役割のアップグレードまたはダウングレード
現在のデザインの役割 をクリックします。
- [限定閲覧者] (無料)を選択すると、Figmaデザインファイルを編集できなくなります。これらのユーザーには、Figmaデザインの編集者シートが割り当てられません。
- [編集者] (有料)を選択すると、Figmaデザインファイルを編集できるようになります。個別のチームまたはファイルに対する権限には影響しません。これらのユーザーには、Figmaデザイン編集者シートが1つ割り当てられます。
現在のFigJamの役割 をクリックします。
- [限定閲覧者] (無料)をクリックすると、FigJamファイルに編集アクセスできなくなります。これらのユーザーは、Figmaデザインの編集者シートを持ちません。
- 編集者(有料)を選択すると、 FigJamファイルを編集できるようになります。個別のチームやファイルに対する権限には影響しません。これらのユーザーには、FigJam編集者シートが1つ割り当てられます。
メモ: Figmaでは、ユーザーのFigmaデザインおよびFigJamの役割を使用して請求料金が計算されます。ユーザーが、ある製品に対しては有料の役割を持ち、他の製品に対しては無料の役割を持つ場合もあります。請求書の計算方法 →