プロジェクトまたはチームの別アカウントへの移動
Figmaでは、プロジェクトやチームを組織に移動することができます。例えば、代理店で作業している場合、作業完了後にアセットをクライアントに移動できます。
注: 異なるアカウント間でファイルを移動する最も簡単な方法は、以下の手順に従ってファイルをプロジェクトに移動し、プロジェクトを移動することです。
あなた、または受信者が無料のスタータープランを利用しているか、移動するファイルが1つまたは2つだけの場合は、ローカルコピーを保存して別のアカウントにインポートすることで、アカウント間でファイルを転送することもできます。
ファイルを別のアカウントに移動するには、以下の3つのオプションがあります。
プロジェクトまたはチームの移動には何が含まれますか?
プロジェクトまたはチームの移動には次のリソースが含まれます。
リソース | 含まれる |
---|---|
ファイル |
✓ |
プロトタイプ |
✓ |
コメント |
コピーを移動する場合以外は含まれる |
ファイルのバージョン履歴 |
コピーを移動する場合以外は含まれる |
ブランチ |
コピーを移動する場合以外は含まれます。ビジネスチームからプロフェッショナルチームにプロジェクトを移動する場合、すべてのブランチには移動前に確認された最終状態が示されます。プロフェッショナルプランでは新しいブランチを作成することはできません。 |
ライブラリが移動に含まれているファイルのコンポーネント |
✓ |
ライブラリが移動に含まれていないファイルのコンポーネント |
コンポーネントは移動前に確認された最終状態を示し、それ以降は更新を取得しません |
共有フォント |
X |
プライベートプラグイン |
X |
公開済みコミュニティリソース |
X |
注: 移動が完了した後も、元のリンクでファイルとプロトタイプに引き続きアクセスできます。プロジェクトとチームは、移動先組織で新しいリンクを取得します。
プロジェクトの移動
プロジェクトを移動すると、そのすべてのファイルが受信者のチームまたは組織に移動します。
移動を承認する際、受信者は送信側のチームまたは組織の全員のアクセスを維持するか、削除するかを選択できます。
プロジェクトを転送するには、以下の3つの手順があります。
1. プロジェクトの保存先を選ぶ
受信者は、プロジェクトを移動する前に、プロジェクトの保存先を選択する必要があります。
受信側のチームまたは組織の管理者は、送信者に宛先URLを提供する必要があります。これにより、Figmaがリソースの行き先を把握できます。このURLを取得するには:
- Webブラウザでプロフェッショナルチームにログインします。
- ファイルブラウザから、サイドバーの[すべてのプロジェクト]をクリックします。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをプロジェクトを移動する管理者と共有します。
- WebブラウザでFigmaチームまたは組織にログインします。
- プロジェクトの移動先となるチームに移動します。後でいつでも別のチームにプロジェクトを移動できます。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをプロジェクトを移動する管理者と共有します。
2. 移動リクエストを送信
- ファイルブラウザで、移動するプロジェクトを見つけます。
- プロジェクト名の隣の下向き矢印をクリックし、[移動]を選択します。
- モーダルウィンドウの情報を確認し、[次へ]を選択します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[移動をリクエスト]をクリックします。
注: プロジェクトを移動すると、そのプロジェクトは完全に受信者のチームまたは組織に移動されます。移動を承認する際、または移動が完了した後の任意のタイミングで、受信者のチームまたは組織は、あなたのアクセス権を削除できます。
受信者のチームまたは組織の管理者は、移動の承認を求めるメールを受け取ります。移動が完了すると、確認のメールが届きます。
注意: 公開済みライブラリを含むファイルを送信する場合、送信完了後は、チームまたは組織内のその他のファイルはこのライブラリから更新を受け取りません。ライブラリとそのファイルは一緒に保管することをお勧めします。
3. 移動リクエストを承認
誰かが貴社に移動リクエストを送信すると、Figmaはお使いのプランの管理者全員にメールを送信し、移動リクエストを確認して承認するように依頼します。
送信側のユーザーが引き続きリソースへのアクセス権を保持し、チームや組織に追加されるかどうかを決める必要があります。[コラボレーターを削除]または[既存のコラボレーターをすべて維持する]を選択できます。
コラボレーターを削除
移動を承認した管理者と指定された連絡担当者を除くすべてのユーザーがプロジェクトにアクセスできなくなります。
このオプションでは、あなたのチームや組織に新しいアカウントを作成しないので、社外ユーザーのシート料金を支払う必要がありません。
既存のコラボレーターをすべて維持する
プロジェクトで役割を持つ送信側のメンバーは、あなたのチームまたは組織のアカウントを取得します。これにより、サブスクリプションに有料シートが追加される可能性があります。
デフォルトのシートタイプが限定閲覧者に設定されていることを確認するか、移動が完了した後に全員のシートを手動で調整することで、送信側のシート料金を支払う必要がなくなります。
承認後は、ファイルブラウザの親チームにプロジェクトが表示されます。
注意: 移動リクエストの承認後、会社間でプロジェクトが移動するまで約5分かかります。この間、そのプロジェクトのメンバーは、プロジェクトの共有やプロジェクトに含まれるファイルへのアクセスなど、Figmaの一部機能を使用できなくなります。プロジェクトまたはチームのメンバーへの影響ができるだけ少ないときに移動を承認することをお勧めします。
エンタープライズプランの管理者に関するその他の考慮事項:
- 移動するプロジェクトにゲストがおり、ゲストのアクセスの制限がある場合、[既存のコラボレーターをすべて維持する]を選択しても、ゲストがプロジェクトとともに移動されることはありません。
プロジェクトのコピーの送信
プロジェクトのコピーを送信すると、そのすべてのファイルが受信者のチームまたは組織に移動します。このコピーにアクセスできるのは、受信側のチームまたは組織のメンバーのみです。ファイルのブランチ、コメント、バージョン履歴は移動されず、元のファイルに残ります。
プロジェクトを転送するには、以下の3つの手順があります。
1. プロジェクトの保存先を選ぶ
受信者は、プロジェクトを移動する前に、プロジェクトの保存先を選択する必要があります。
受信側のチームまたは組織の管理者は、送信者に宛先URLを提供する必要があります。これにより、Figmaがリソースの行き先を把握できます。このURLを取得するには:
- Webブラウザでプロフェッショナルチームにログインします。
- ファイルブラウザから、サイドバーの[すべてのプロジェクト]をクリックします。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをプロジェクトを移動する管理者と共有します。
- WebブラウザでFigmaチームまたは組織にログインします。
- プロジェクトの移動先となるチームに移動します。後でいつでも別のチームにプロジェクトを移動できます。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをプロジェクトを移動する管理者と共有します。
2. 移動リクエストを送信
- ファイルブラウザで、移動するプロジェクトを見つけます。
- プロジェクト名の隣の下向き矢印をクリックし、[コピーを送信]を選択します。
- モーダルウィンドウの情報を確認し、[次へ]を選択します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[送信]をクリックします。
注: ビジネスまたはエンタープライズプランを利用している会社にプロジェクトを移動する場合、連絡担当者は組織管理者である必要があります。
移動の承認を依頼するメールが連絡担当者に届き、移動が完了するとあなたにメールが届きます。
3. 移動リクエストを承認
誰かがあなたに移動リクエストを送信すると、Figmaから移動リクエストの確認と承認を求めるメールが送信されます。
会社間でプロジェクトが移動するまで約5分かかります。この間、そのプロジェクトのメンバーは、プロジェクトの共有やプロジェクトに含まれるファイルへのアクセスなど、Figmaの一部機能を使用できなくなります。プロジェクトのメンバーへの影響ができるだけ少ないときに移動を承認することをお勧めします。
移動の完了後は、ファイルブラウザからプロジェクトを見つけることができます。
チームの移動
チームを移動すると、そのすべてのプロジェクトが受信者の組織に移動します。
移動を承認する際、受信者は送信側のチームまたは組織の全員のアクセスを維持するか、削除するかを選択できます。
チームを移動するには、以下の3つの手順があります。
1. 宛先となる組織のURLを取得する
受信者は、チームを移動する前に、プロジェクトの保存先を選択する必要があります。
受信側の組織の管理者は、送信者に宛先URLを提供する必要があります。これにより、Figmaがリソースの行き先を把握できます。
- Webブラウザで組織にログインします。
- ファイルブラウザから[すべてのチーム]または[すべてのワークスペース]をクリックします。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをチームを送信する管理者に送信します。
注: 2つのFigma組織間で移動するチームは、そのチームが組織の全員に公開されているか、または招待されたユーザーのみに公開されているかのいずれであるかにかかわらず、そのアクセス設定を保持します。
2. 移動リクエストを送信
Note: If you are on the Professional plan and transfer your paid team, the receiving organization will get a pro-rated credit for any remaining time on your plan. This credit gets applied at the organization's first renewal after the transfer is complete. For example: Let's say you transfer your team halfway through a monthly billing period. When the transfer is complete, we'll give the receiving organization a credit to cover the second half of that month.
- ファイルブラウザから、左サイドバーの[すべてのプロジェクト]をクリックします。
- チーム名の隣の下向き矢印をクリックし、[設定を表示]を選択します。
- [移動]セクションで[チームを外部組織に移動]をクリックします。
- モーダルウィンドウの情報を確認し、[次へ]を選択します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[移動をリクエスト]をクリックします。
- ファイルブラウザで、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [チーム]タブをクリックして、移動するチームを選択します。
- [チームを移動]をクリックします。
- モーダルウィンドウの情報を確認し、[次へ]を選択します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[移動をリクエスト]をクリックします。
移動を承認できるように、移動先組織の連絡担当者と他の組織管理者にメールが送信されます。移動が完了すると移動元にメールが送信されます。
注意: 公開済みライブラリを含むファイルを送信する場合、送信完了後は、組織内のその他のファイルはこのライブラリから更新を受け取りません。ライブラリとそのファイルは一緒に保管することをお勧めします。
3. 移動リクエストを承認
誰かがチームの移動リクエストを送信すると、Figmaは指定された連絡担当者とすべての組織管理者にメールを送信し、移動の確認と承認を依頼します。
チームで役割を持つ送信側の全員が、あなたの組織のアカウントを取得します。これにより、サブスクリプションに有料シートが追加される可能性があります。
デフォルトのシートタイプが限定閲覧者に設定されていることを確認するか、移動が完了した後に全員のシートを手動で調整することで、送信側のシート料金を支払う必要がなくなります。
承認後は、ファイルブラウザからチームを見つけることができます。
注意: 移動リクエストの承認後、会社間でチームが移動するまで約5分かかります。この間、そのチームのメンバーは、プロジェクトの共有やチームに含まれるファイルへのアクセスなど、Figmaの一部機能を使用できなくなります。チームのメンバーへの影響ができるだけ少ないときに移動を承認することをお勧めします。
エンタープライズプランの管理者に関するその他の考慮事項:
- 移動するチームにゲストがおり、ゲストのアクセスの制限がある場合、ゲストがチームとともに移動されることはありません。
- ワークスペースが有効になっている場合は、移動が完了した後に、手動でワークスペースにチームを割り当てる必要があります。