プロジェクトまたはチームの別組織への移動
Figmaでは、プロジェクトやチームを組織に移動することができます。例えば、代理店で作業している場合、作業完了後にアセットをクライアントに移動できます。
注: プロフェッショナルプランを利用していて、有料チームを移動する場合、プランの残り期間分が自動的に払い戻しされます。例えば、月間請求期間の半ばでチームを移動する場合、その月の後半分はお使いのクレジットカードに返金されます。
プロジェクトまたはチームの移動には次のリソースが含まれます。
リソース |
含む |
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ファイル |
✓ |
プロトタイプ |
✓ |
ブランチ |
✓ |
コメント |
✓ |
ファイル履歴 |
✓ |
ライブラリが移動に含まれているファイルのコンポーネント |
✓ |
ライブラリが移動に含まれていないファイルのコンポーネント |
コンポーネントは移動前に確認された最終状態を示し、それ以降は更新を取得しません |
共有フォント |
X |
プライベートプラグイン |
X |
公開済みコミュニティリソース |
X |
注: 移動が完了した後も、元のリンクでファイルとプロトタイプに引き続きアクセスできます。プロジェクトとチームは、移動先組織で新しいリンクを取得します。
組織間でプロジェクトまたはチームを移動するには、次の3つのステップがあります。
1. プロジェクトまたはチームの移動先を選択
組織間でプロジェクトまたはチームを移動する前に、Figmaはリソースの移動先を確認する必要があります。
プロジェクトまたはチームを受け入れる組織の担当者は、宛先URLを提供する必要があります。
プロジェクトを受け入れる場合
- Webブラウザの組織にログインします。
- プロジェクトの移動先となるチームに移動します。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをプロジェクトの送信者に送信します。
ヒント: 後でいつでも別のチームにプロジェクトを移動できます。
チームを受け入れる場合
- Webブラウザの組織にログインします。
- ファイルブラウザから、[すべてのチーム]または[すべてのワークスペース]をクリックします。
- ブラウザのアドレスバーにあるURL全体をコピーします。
- このURLをチームの送信者に送信します。
注: 2つのFigma組織間で移動するチームは、そのチームが組織の全員に公開されているか、または招待されたユーザーのみに公開されているかのいずれであるかにかかわらず、そのアクセス設定を保持します。
2. 移動リクエストを送信
プロジェクトまたはチームの移動元の管理者が移動プロセスを開始します。
注意: 公開済みライブラリを含むファイルを送信する場合、送信完了後は、組織内のその他のファイルはこのライブラリから更新を受け取りません。ライブラリとそのファイルは一緒に保管することをお勧めします。
- ファイルブラウザで、移動したいプロジェクトを見つけます。
- プロジェクト名の隣の下向き矢印をクリックし、[移動]を選択します。
- モーダルで情報を確認して、[次へ]を押します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[移動をリクエスト]をクリックします。
- ファイルブラウザで、移動したいチームを見つけます。
- チーム名の隣の下向き矢印をクリックし、[設定を表示]を選択します。
- [移動または削除]の[チームを外部組織に移動]をクリックします。
- モーダルウィンドウの情報を確認し、[次へ]を選択します。
- 移動先のURLと相手の会社の担当者のメールアドレスを入力して、[移動をリクエスト]をクリックします。
移動リクエストを承認できるように、移動先組織の担当者とすべての組織管理者にメールが送信されます。
移動が完了すると移動元にメールが送信されます。
ヒント: 組織管理者は、 [管理者]からチームの移動をリクエストできます。
- ファイルブラウザを開きます。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [チーム]タブをクリックして、移動するチームに移動します。
- [その他]メニューを押して、[チームを移動]を選択します。
3. 移動リクエストを承認
注意: 移動リクエストの承認後、会社間でプロジェクトまたはチームが移動するまで約5分かかります。この間、そのプロジェクトまたはチームのメンバーはFigmaの一部機能を使用できなくなります。プロジェクトまたはチームのメンバーへの影響ができるだけ少ないときに移動を承認することをお勧めします。
別の組織の管理者から移動リクエストが送信されると、その移動を確認して承認するように求められます。承認すると、そのプロジェクトまたはチームが自分の組織に追加されます。
移動されたプロジェクトまたはチームには、その最新ファイルとメンバーが含まれます。移動元組織のメンバーが組織に追加されると、利用している有料プランに有料シートがさらに追加される場合があります。その有料シートは移動完了後に管理できます。
エンタープライズプランの管理者に関するその他の考慮事項:
- ゲストアクセスが制限されていて、チーム内に移動対象のゲストがいる場合、そのゲストはチームと一緒に移動されません。
- デフォルトシートタイプが設定されている場合、新しいメンバーに限定閲覧者シートが付与されるように、移動中に組織内で作成された新しいユーザーには、そのユーザーが以前にチーム内で有料シートを持っていても、このシートが付与されます。
- ワークスペースが有効になっている場合は、移動が完了した後に、手動でワークスペースにチームを割り当てる必要があります。