組織外のコンテンツへのアクセスを制限する
この機能にはドメインキャプチャが必要です。
デフォルトでは、Figmaビジネスのメンバーは組織外でもファイルの作成と編集ができます。たとえば、他社の人びとから共有されたファイルに参加したり、社外のスターターチームやプロフェッショナルチームで新しいファイルを作成したりすることができます。
組織管理者は、外部コンテンツへのアクセスを制限することで、全メンバーの作業が会社のFigma組織の外に出ないようにすることができます。外部コンテンツへのアクセスを制限すると、メンバーは以下のことができなくなります。
- 組織外で新しいファイルやプロジェクトを作成すること。
- 組織外で作成したファイルを編集すること。
- 社外のユーザーから共有されたファイルを編集したり、そのようなファイルにコメントしたりすること。
- 社外のファイル、プロジェクト、チームへの参加の招待を新たに受け入れること。ただし、FigJamのオープンセッション、パブリックファイル、パスワードで保護されたファイルは、閲覧のみの権限で参加できます。
注意: この設定を有効にすると、Figmaビジネス以外でアクセスできるファイルでは、全員の権限が閲覧のみに変更されます。これには、他の組織や自分の組織以外のスターターチームやプロフェッショナルチームで作成したドラフトも含まれます。
変更についてユーザーに事前に知らせる
組織外のコンテンツへのアクセスを制限する前に、それによって何が変わるかメンバーに事前に知らせておくことをお勧めします。以下のメッセージテンプレートを編集して全員に送信し、変更に備えてもらいましょう。
各位
[日付]に当社のFigma組織の重要な設定の1つを変更いたします。この変更は、[会社名]のクリエイティブな作業を社外に流出させないために、社外のコンテンツの編集を制限するものです。
この変更により、[日付]以降、以下のように変わります。
- 社外から共有されているファイル、プロジェクト、チームがすべて閲覧のみに切り替わります。
- 社外で共有されているファイル、プロジェクト、チームへの参加の招待を新たに受け入れることができなくなります。
- [会社]の組織外でドラフト、ファイル、プロジェクトを作成できなくなります。
- 組織外で作成済みのドラフトは、閲覧のみになります。
- [会社]の組織内では引き続きドラフトの作成と編集が可能です。
- 組織外のFigJamのオープンセッション、パブリックファイル、パスワードで保護されたファイルへは引き続き閲覧のみの権限で参加できます。
[日付]までに、私たちの組織の外側にある、皆さんがアクセス権を持つコンテンツをすべて確認してください。ファイルブラウザの左上にある私たちのFigmaビジネスの名前をクリックすると、皆さんがアクセス権を持つ他の組織またはチームを表示することができます。
当社のFigma組織にコンテンツを移動する必要がある場合は、各ファイルをエクスポートするか、各ファイルのローカルコピーを保存した後、Figmaのファイルブラウザでそれらをドラッグアンドドロップしてインポートしてください。
今回の変更について質問がある場合は、[人または手続き]にお問い合わせください。
外部コンテンツへのアクセスを有効または無効にする
外部コンテンツへのアクセスはデフォルトで有効です。以下の手順でいつでもアクセスを無効にしたり、有効に戻したりできます。
- ファイルブラウザから、[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択します。
- [外部アクセス]の[外部コンテンツへのアクセス]をクリックします。
- 設定を変更し、[保存]を押します。
注: セキュリティ強化のために、この機能をシングルサインオン認証とともに使用することをお勧めします。