ドラフトの仕組みに関する更新
注: 以下のアップデートは5月中にロールアウトされます。ご利用のアカウントで表示されない場合は、しばらくお待ちください。まもなくご利用いただけるようになります。
現在、[ドラフト]をスタータープランとプロフェッショナルプランのチームへ移動しています。
今回の変更の理由
これまで、ドラフトファイルはチームとは関連付けられていませんでした。お客様からの指摘どおり、これでは作業のオーナーシップが不明確であり、ドラフトでの作業時に開発モードや最新のプロトタイピングなどの有料の機能のすべてを使用できません。
今後
ドラフトは、作成者と共有メンバー以外には引き続き非公開のままですが、チームと関連付けられるようになります。これに加えて、チームの機能のすべてがドラフトで利用できるようになります。また、ファイルブラウザのサイドバーに、チーム間を行き来するための新しいチームスイッチャーが追加されます。
変更事項
この変更により、サイドバーに[移動が必要なドラフト]という新しい項目が表示される場合があります。[移動が必要なドラフト]には、チームに関連付けられていないユーザー所有のドラフトがすべて含まれます。
個人的な作業でドラフトを使用している場合は、新しい無料のスターターチームに移動することができます。
コラボレーターは、チームに移動された共有ドラフトへの閲覧のみアクセス権を持つことになります。編集アクセス権が再度付与されない限り、フルシートにはアップグレードされません。
[移動が必要なドラフト]からのファイルの移動
[移動が必要なドラフト]にあるファイルは、ログインしている任意のスターターチームまたはプロフェッショナルチームの[ドラフト]に移動できます。これらのドラフトを削除することもできます。すべてのファイルが移動すると、[移動が必要なドラフト]はサイドバーに表示されなくなります。
- ファイルブラウザで、左サイドバーの[移動が必要なドラフト]をクリックします。
- 移動する各ファイルにカーソルを合わせ、[移動]をクリックします。
- ドラフトの移動先チームを選択し、[移動]をクリックします。
ヒント: 1つ以上のファイルを選択し、画面下部の[完全に削除]をクリックすれば、ドラフトを完全に削除することもできます。完全に削除されたファイルを復元することはできません。
よくある質問
フリーランサー/代理店所属の場合に及ぶ影響
主としてクライアントとの作業を自分のドラフトで行うのであれば、ファイルをプロジェクトに移動するか、または有料プランにアップグレードしないと、この変更によりクライアントはファイルを編集できなくなります。主として作業への閲覧のみ
アクセス権だけをクライアントに付与するのであれば、これらの変更の影響はありません。
エージェンシーとクライアントのコラボレーションにFigmaを効果的に使用するためのベストプラクティスについては、Figmaでのクライアントとのコラボレーションガイドをご覧ください。
ドラフトファイルをスターターチームやプロフェッショナルチームに移した場合、そのチームの他のユーザーも見えるようになりますか?
いいえ。ドラフトファイルは、あなた自身とそれを共有しているメンバーのみが表示できます。ファイルを移動すると、移動先のチームの[ドラフト]スペースでファイルを見つけることができるようになります。
ドラフトファイルは、[ドラフト]からプロジェクトに移動することを決めた場合にのみ、チームの他のユーザーに見えるようになります。
個人のドラフトファイルを会社のプロフェッショナルチームに移動したくないのですが、どうすればよいですか?
[移動が必要なドラフト]に個人のファイルがあり、会社のチームに移動したくない場合は、新規にスターターチームを作成して、そこに個人のファイルを移動できます。
新規にスターターチームを作成するには、[移動が必要なドラフト]の個人のファイルを選択して、[ファイルを移動]をクリックします。既存のチームを選択せずに、[チームまたは組織を新規作成]をクリックし、新規チームの作成の指示に従います。
ドラフトを移動した後も、共有した全員がアクセスできますか?
はい。ただし、ファイルを移動すると、ファイルを共有したユーザーはファイルを編集できなくなる可能性があります。例えば:
- ファイルをスターターチームの[ドラフト]に移動する場合、他のメンバーに
編集可
アクセス権を付与するには、ファイルをプロジェクトに移動する必要があります。 - ファイルをプロフェッショナルチームの[ドラフト]に移動すると、ファイルに招待された
編集可
アクセス権を持つすべてのメンバーが閲覧のみ
アクセス権を持つようになります。それらのメンバーの編集アクセス権はいつでも復元できます。なお、チーム内の有料シートを持っていないメンバーに編集可
アクセス権を付与すると、そのメンバーは自動的に有料シートにアップグレードされます。
注意: ドラフトを移動することで、そのドラフトを共有していたメンバーがアクセス権を失う例外が 1 つあります。限定閲覧者シートを持っているユーザーがファイルをプロフェッショナルチームの[ドラフト]に移動すると、そのファイルに招待されていたメンバー全員がアクセス権を失います。引き続きドラフトを共有するには、シートのアップグレードを申請する必要があります。ファイル内の[共有]をクリックすると、限定閲覧者シートを持っているかどうかを確認できます。共有を継続するためにシートをアップグレードするようにFigmaから求められます。
ドラフトを自分の会社の組織に移動できないのはなぜですか?
このアップデート以前では、ビジネスプランまたはエンタープライズプランのメンバーは、外部チームで作成されたドラフトを組織内に移動できません。組織のセキュリティとプライバシーを保護するため、この動作は変更されません。
メモ: ドラフトが組織に属している場合、ファイルのローカルコピーを保存し、それを組織にインポートすることをお勧めします。そのファイルがチームライブラリのスタイルやコンポーネントを使用する場合、インポートされた後は、ライブラリの更新を取得しません。
この方法は、削除済みのドラフトには利用できません。ローカルコピーを保存する前に、削除されたドラフトをチームに移動する必要があります。
[移動が必要なドラフト]を非表示にすることはできますか?
[移動が必要なドラフト]を非表示にすることはできませんが、ワンクリックですべてのドラフトをチームにすばやく移動したり、完全に削除したりすることができます。すべてのドラフトが移動または削除されると、[移動が必要なドラフト]がサイドバーから消えます。
移動前に一部のファイルを開いて確認できないのはなぜですか?
ドラフトファイルが[削除済みのドラフト]タブにある場合、ドラフトファイルをある時点で削除したことを意味します。これらのファイルを[移動が必要なドラフト]で開くことはできません。チーム内の[ドラフト]にファイルを移動すると、ファイルを確認して保存するか再度削除するかを決定できます。
チームの1つに「ロック済み」のラベルがあります。その理由は何ですか?
スターターチームに[ロック済み]というラベルがある場合は、チームがプランの上限を超えていることを意味します。その理由を知るには、ラベルのあるチームに移動し、ページ上部のバナーをクリックします。チームのロックを解除する方法に関するアドバイスが表示されます。
プロフェッショナルプランチームの管理者です。この変更に何を期待すべきでしょうか?
ドラフトをチームに移動すると、そのドラフトに招待されている人は、編集可
から閲覧のみ
にアクセス権が変更されます。これらのコラボレーターは、作業を続けるためにファイルへのアクセス権を再びリクエストする必要があります。コラボレーターがお客様のプランで有料シートを持っていない場合、コラボレーションを継続するにはアップグレードする必要があります。
もし、チームに、他のユーザーと一緒に頻繁にドラフトファイルで作業する人がいる場合、次のようになる場合があります。
-
アップグレードリクエストの増加: これらのリクエストは、限定閲覧者シートを持つユーザーがドラフトを共有しようとしたり、有料シートを持つユーザーが、あなたのプランの有料シートを持っていないドラフトファイルで作業しているユーザーに、
編集可
アクセス権を付与したりすることで発生します。 - 有料シートの増加: ドラフトを他のユーザーと共有したり、他のチームメイトのドラフトを編集するには、有料シートが必要になります。コラボレーターにドラフトの編集権限を付与することで、プロジェクトファイルと同様に、ユーザーのアップグレードができるようになりました。
アカウントの最近のアップグレードを調査するには
- ファイルブラウザで、 [管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- 任意のメンバーの[デザインシート]または[FigJamシート]にカーソルを合わせると、そのメンバーがどのようにアップグレードされたかを説明するツールヒントが表示されます。
ヒント: ドラフトで共同作業することでアップグレードするユーザーには、アップグレードの理由があります: {人}が自身のドラフトフォルダの{ファイル}を{他の人}と共有しました。
今後、ドラフトを共有したり、他のユーザーのドラフトを編集したりするには、有料シートが必要です。
ビジネスプランまたはエンタープライズプランの管理者です。この変更に何を期待すればよいですか?
これまで、組織内の誰でも外部チームにアクセスすることで、スターターチームまたはプロフェッショナルチームに移動できました。今回の更新により、外部チームが削除され、組織外の各チームに独自の専用スペースが設けられました。各チームに[ドラフト]スペースが設けられ、ユーザーが自分のファイルを見つけやすくなり、ファイルが適切な場所に確実に配置されるようになりました。
[移動が必要なドラフト]では、ドラフトオーナーは組織外で使用するスターターチームとプロフェッショナルチームに外部ドラフトを整理するように求められます。
考慮すべきいくつかの重要な点:
- この変更は、アカウントのアクセス権や請求には影響しません。
- ユーザーは、このような外部ドラフトを自身の組織内に移動することはできません。これは、[外部チーム]から自身の組織にドラフトを移動できない以前の動作と同じです。
- 外部コンテンツに関するすべての設定やコントロールは変更されません。