過去数年間に渡り、私たちはFigmaのドラフトの機能にいくつかの変更を加えてきました。以下は簡単な概要です。
- 2024年10月15日より前: スタータープランおよびプロフェッショナルプランでは、ドラフトは特定のチームに紐付けられていませんでした。ファイルブラウザの[ドラフト]タブには、全てのチームのドラフトが含まれていました。
- 2024年10月15日から2025年10月9日まで: ドラフトはチームに移動され、各チームには独自の[ドラフト]スペースが割り当てられました。これまで[ドラフト]スペースに入っていたすべてのドラフトは、新しい一時的なスペース[移動対象ドラフト]に移動されました。ユーザーには、[移動対象ドラフト]から自分のドラフトを既存のチームのドラフトスペースに移動するよう促しました。
- 2025年10月9日以降: [移動対象ドラフト]タブは利用できなくなります。ドラフト移動に残っているすべてのファイルは、アカウントのチームの[ドラフト]セクションに自動的に移動されます。今後は、すべてのドラフトは特定のチーム内で管理されます。
留意事項
- ドラフトでの作業は引き続き無料で継続できます。ユーザーがメンバーとして属している各チームには、独自の[ドラフト]セクションがあります。
- 手動で移動していない [移動対象ドラフト] 内のドラフトは、移動されます。Figmaはそれらのドラフトをアカウントのチームの[ドラフト]スペースに自動的に移行します。
- 移動に際して適切なチームが存在しない場合、Figmaはドラフトを移動するための新しい無料のスターターチームを作成します。
- これらのファイルは引き続きユーザー本人が自分で所有および管理します。ドラフトを使用できるのは、ユーザー本人および共有が許可されている人のみです。
- 一部のコラボレーターの権限が変更される場合があります。多くの場合、コラボレーターは
[閲覧のみ]
に設定されますが、必要に応じて編集権限を変更できます。
よくある質問
Figma全体で明確さと一貫性を向上させたいと考えています。以前は、ドラフトはどのチームにも属していなかったため、所有権があいまいで、コラボレーションやファイル管理において摩擦が生じていました。特定のチームとドラフトを紐づけることで、ファイルを簡単に検索および管理し、安全に共有することができます。
これらの変更は2025年10月9日から適用され、数週間かけて展開される予定です。
移行前に手動で移動しなかった場合は、Figmaがドラフトを移動します。ドラフトは次の[ドラフト]セクションで見つけることができます。
- 既存のスターターチーム—移行時にスターターチームを1つだけ所有している場合。
- 新しい無料のスターターチーム—複数のチームがあった、もしくはチームがなかった場合に新しく作成され、「新」というバッジが付いています。
- 組織内の[ドラフト]スペース—ユーザーがドメインキャプチャーされた組織の一員であり、外部コラボレーション制御(ECC)を利用している、またはFigma for Governmentを使用している場合。
ドラフトがどこにあるかかわからない場合は、[最近使用した項目タブを確認するか、検索を使用してください。
ドラフトを収容するためのチームがまだ作成されていない場合、Figmaが新しい無料のスターターチームを作成します。このチームは他のスターターチームと同様に機能します。ドラフトをプロジェクトに移してコラボレーションするか、個人で作業するために ドラフト に保持することができます。
チーム間でドラフトを移動する手順は以下のとおりです。
- ファイルブラウザで移動するファイルを検索します。
- ファイルのサムネイルを右クリックし、 [ファイルを移動…]を選択します。
- すべてのチームの一覧を見るには、[すべて]タブを選択します。
- チームを選択し、そのチームの [ドラフト] スペースまたはプロジェクトを選択します。
- [移動]をクリックします。
チームを移転すると、そのすべてのプロジェクトとファイルが受信者の組織に移動します。
移転を承認する際、受信者は送信側のチームまたは組織の全員のアクセスを維持するか、削除するかを選択できます。受信する側のプランの管理者が移転を承認する必要があります。
チームを移転するには、以下の3つの手順を行います。
新しいスターターチームからアカウント内の別の有料プランにプロジェクトを移転することを選択できます。通常、プロジェクトの移転には有料プランが必要です。この移行により追加のスターターチームが作成された場合、ユーザーの希望に沿って作業を保護および整理できる特例が設けられています。
プロジェクトを移転すると、そのすべてのファイルが受信者のチームまたは組織に移動します。
移転を承認する際、受信する側のプランの管理者がその移転を承認する必要があります。受信者は、送信側のチームまたは組織の全員のアクセスを維持するか、削除するかを選択できます。
プロジェクトを移転するには、以下の3つの手順を行います。
手動でダウンロードおよびインポートし、どのファイルをチーム間で移動するか選択できます。
ファイルのローカルコピーを保存するには、次の手順を行います。
- エクスポートするファイルを開きます。
- [メインメニュー]をクリックします。
- [ファイル]>[ローカルコピーを保存] に移動して、ファイルのコピーをダウンロードフォルダにダウンロードします。
ファイルのローカルコピーをインポートするには、次の手順を行います。
- ファイルをインポートするFigmaアカウントを開きます。
- ファイルブラウザにファイルをドラッグします。
アカウント内の別のチームに切り替えるには、以下の手順を行います。
各チームには、そのチームに紐づけられている全てのドラフトファイルを保持するための独自の[ドラフト]タブがあります。
ドラフトを表示するには、以下の手順を行います。
- ドラフトは自分専用のコンテンツであり、自分が属するチームの[ドラフト]スペースに存在します。このスペースで実験、作成、反復ができます。
- スタータープランでのドラフトは、他の編集者とのコラボレーションに対応していませんが、共有する閲覧者数に制限はありません。
- 準備が整ったら、ドラフトをプロジェクトに移動し、チームとコラボレーションすることができます。
- ファイルはチームのプロジェクトに存在し、編集者数に制限がなく、リアルタイムのコラボレーションに対応します。
スターターチームに ロック済みラベルがある場合、チームがプランの上限を超えていることを意味します。その理由を確認するには、そのラベルが付いているチームに移動し、ページ上部のバナーをクリックしてください。チームのロックを解除する方法についてのアドバイスが表示されます。