Figmaの請求に追加料金がある
Figmaの請求の見方
請求が予想より高い
詳細
Figmaの請求に計画よりも多くの有料シートがある場合、よくある理由は次のとおりです。
チームや組織に新しいメンバーが加わった
チームや組織に新しいメンバーが加わり、Figmaデザイン、FigJam、開発モードのフルシートがそのメンバーに提供されると、次回の請求書に加算されます。
閲覧者が自分でフルシートにアップグレードした
Figmaで計画よりも多くの有料シートが請求されている場合、よくある原因はFigmaデザインやFigJamで誰かが自分でフルシートにアップグレードしたためです。
Figmaではプラン内のフルシートがあるユーザーに対してのみ支払いが生じます。ただし、閲覧者シートのユーザーがファイル中で編集アクション行うと、フルシートにアップグレードされます。
これが起こるのは通常、閲覧者がFigmaデザインまたはFigJamのファイルを編集するよう招待を受けている場合です。閲覧者がファイルにアクセスして編集アクションを行うと、有料シートにアップグレードされてしまいます。
誰かがFigJamボードを作成した
閲覧者がチームスペース内でFigJamボードを作成したり、コラボレーターとFigJamのドラフトを共有したりすると、FigJamのフルシートにアップグレードされます。
対処方法
理由にかかわらず、Figmaデザイン、FigJam、開発モードのシートは請求サイクルの間にいつでも見直すことができます。
メンバーのアクセスを制限するには、無料の限定閲覧者シートにダウングレードします。管理者が明示的に再度アップグレードしない限り、今後の請求から除外されます。
- ファイルブラウザで、サイドバーにある[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- ユーザーのデザインまたはFigJamシートの横にあるドロップダウンメニューから、シートタイプを限定閲覧者に変更します。
- ファイルブラウザで、サイドバーにある[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- どのメンバーも、Figmaデザインシート、開発モードシート、またはFigJamシートをフルから限定閲覧者に変更できます。
今後の再発防止方法
デフォルトのシートタイプの変更
限定閲覧者にデフォルトのシートタイプを変更すると、ユーザーが自分で有料シートにアップグレードすることを防止できます。限定閲覧者シートはアップグレードに管理者の承認が必要です。
注: エンタープライズプランとビジネスプランでは、組織管理者のみがこの設定を調整できます。プロフェッショナルプランでは、チームの管理者もしくはオーナーがデフォルトのシートタイプを設定できます。
- ファイルブラウザで、左側のサイドバーにある[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択します。
- [ログインとプロビジョニング]セクションで、[デフォルトのシートタイプ]設定を選択します。
-
FigmaデザインとFigJamの両方のシートタイプを各フィールドを使って選択します。次の選択肢があります。
- 閲覧者: 閲覧者は、アップグレードアクションを実行して、自分で有料シートにアップグレードできます。
- 限定閲覧者: 管理者のみが、限定閲覧者を有料シートにアップグレードできます。
- フル: 有料シートで製品に参加します。新しい有料シートは四半期のトゥルーアップに含まれます。
- [保存]を選択して変更を適用します。
ヒント チームのデフォルトシートタイプを変更すると、変更はチームまたは組織の今後の新しいメンバーにのみ適用されます。
閲覧者としてチームファイルに招待されたユーザーがいて、まだファイルを編集していなければ、依然としてファイルを編集して自分でアップグレードすることが可能です。それを防止するには、FigmaデザインとFigJam全体の現在のシートを確認して必要に応じてダウングレードするようにしてください。
毎月の新規編集者確認
請求発生日に先立って新規編集者を確認することをお勧めします。料金の支払いをフルシートが必要なユーザーに制限できます。
Figmaの請求は毎月同じ日付に行われます。翌月の請求の日付は、次のようにしてアカウントで確認できます。
有料シートにアップグレートしたユーザーがいると通知されるように、アラートを設定することもできます→
年間サブスクリプションに加えて月払いが発生している
詳細
年間サブスクリプションは、最初にチームをアップグレードしたときのFigmaデザイン、開発モード、FigJamのフルシートの数を網羅しています。
チーム内でフルシート(Figmaデザイン、FigJam、開発モードのシート)を追加すると、別途月間サブスクリプションでこれらのシートに対する課金を行います。これは「コターム」と呼ばれます。複数の請求サイクルに渡って柔軟にシートを管理することができます。
対処方法
ユーザーが短期間だけ有料機能を必要とする場合は、月単位に請求を管理していくことができます。アクセスが必要なくなれば、ダウングレードまたは削除できます。
アクセスのダウングレードまたは削除
- ファイルブラウザで、[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- どのメンバーも、Figmaデザインシート、開発モードシート、またはFigJamシートをフルから限定閲覧者に変更できます。
ユーザーを年間サブスクリプションの一部に含めたいときには、年間ユーザーに変更すると請求を単純にできます。
年間サブスクリプションへの新規シートの追加
ユーザーを年間サブスクリプションの一部に含めたいときには、年間ユーザーに変更すると請求を単純にできます。請求期間の残りについて按分計算した料金が請求されるようになります。
- ファイルブラウザで、[管理者]をクリックします。
- [請求]タブで、Figma製品全体の月間シート数を確認できます。
- [設定]タブに進み、[別のシートを追加]を選択します。
- 年間請求に切り替えるFigmaデザインとFigJamのシートの数を追加します。必要以上にシートを追加すると、未使用のFigmaデザインシートが1シート追加されますとか未使用のFigJamシートが1シート追加されますと書かれたラベルが表示されます。
- [年間シートを追加]をクリックします。