組織のDev Mode設定の管理
組織管理者は、組織全体のDev Mode設定を管理できます。これには以下が含まれます。
- 組織のメンバー全員にDev Modeのプラグインをピン留めする
- Dev Modeのコードスニペットのデフォルトのコード言語を更新する
- メンバーがファイルを開いたときにプラグインを自動で実行するように設定する
ヒント:管理者の[People] タブで、誰がDev Modeシートを持っているかを確認できます。
注:これらの設定は、ドラフトを除く組織内のすべてのファイルに適用されます。
プラグインのピン留めとピン留解除
プラグインをDev Modeでピン留めすると、そのプラグインはすべてのユーザーの[インスペクト]パネルに自動的に追加されます。タスクの管理、デザインのインスペクション、コードの生成において、すべてのユーザーが同じツールを使用するようにしたい場合は、プラグインをピン留めするとユーザーが簡単に見つけやすくなります。
組織のDev Modeでプラグインをピン留めすると、Figmaは以下を行います。
- Dev Modeの[インスペクト]パネルにプラグインを自動的に表示する。特定のチームやメンバーのグループにプラグインをピン留めすることはできません。
- 有効になっている場合に、プラグインを承認済みリストに追加する。承認済みプラグインについて詳しくはこちら→
プラグインをピン留めする
組織全体でDev Modeのプラグインをピン留めするには:
- ピン留めするプラグインのリストに移動します。
- 共有セクションの [リンクをコピー]をクリックし、プラグインのURLをクリップボードに追加します。
- ファイルブラウザの左のスライドバーで[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択し、[拡張機能]セクションの[Dev モード設定]をクリックします。
- [ピン留めしたプラグイン]が有効になっていない場合は、設定を有効にしてください。これを行う必要があるのは、各組織で1度だけです。
- [+]をクリックします。
- 所定のフィールドにプラグインのリンクを貼り付けて、[追加]をクリックし、確認します。
- [保存]をクリックして変更を適用します。
組織のプラグインのピン留め解除
組織管理者は、ピン留めされたDev Modeのプラグインをいつでも削除できます。プラグインのピン留めを解除しても、他のユーザーがプラグインを使用できなくなるわけではなく、必要に応じてプラグインをファイルにピン留めすることもできます。組織のメンバーがプラグインを使用できないようにするには、[プラグイン承認設定]を使用してください。
Dev Modeのプラグインのピン留めを解除するには:
- ファイルブラウザの左のスライドバーで[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択し、[拡張機能]セクションの[Dev モード設定]をクリックします。
- 削除したいピン留め済みのプラグインの横にある[削除]をクリックします。
- [保存]をクリックして変更を適用します。
コードスニペットのデフォルト言語の設定
Dev Modeのコードスニペットのデフォルト言語を、開発者がデザインを実装する際に使用する言語およびプロパティと一致するように設定できます。これにより、開発者は時間を節約し、言語の混合を避けることができます。
Dev Modeでのコードスニペットのデフォルト言語を組織全体で設定できます。コードスニペットのデフォルト言語を設定すると、Dev Modeの[インスペクト]パネルに表示されるコードスニペットが設定した言語を使用します。また、デフォルトとして設定した言語に基づいて、特定のプロパティが利用できる場合があります。たとえば、一部の言語では、デフォルトの測定単位を設定することもできます。
開発者が社内で使用するcodegenプラグインなど、コードスニペットに追加の言語を提供するためのプラグインを追加することもできます。
デフォルト言語を設定しても、組織のメンバーがDev Modeでデザインのインスペクションを行うときに、別のオプションを手動で選択することを妨げることはありません。
Dev Modeでコードスニペットのデフォルト言語を設定するには:
- ファイルブラウザの左のスライドバーで[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択し、[拡張機能]セクションの[Dev モード設定]をクリックします。
- デフォルトのコーディング言語がまだ有効になっていない場合は、トグルをクリックして設定を有効にします。
- [言語]ドロップダウンメニューで、デフォルトとして設定する言語を選択するか、[プラグインを追加]をクリックします。
- プラグインを使用してデフォルト言語を提供する場合:
- コードスニペットの生成に使用するプラグインのリストに移動します。
- 共有セクションの [リンクをコピー]をクリックし、プラグインのURLをクリップボードに追加します。
- 所定のフィールドにプラグインのリンクを貼り付けて、[追加]をクリックして確認します。Figmaは、デフォルト言語のオプションとしてプラグインを追加します。
- 必要に応じて、測定単位などのデフォルト言語の追加プロパティを設定します。
- [保存]をクリックして変更を適用します。
プラグインの自動実行の設定
ファイルが開いたときにDev Modeのプラグインを自動実行するように設定しておけば、組織の標準をすべてのDev Modeユーザーに対して実装できます。たとえば、チームが開発サポート用に社内のFigmaプラグインを一貫して使用している場合は、そのプラグインが自動的に実行されるように設定して、すべてのDev Modeユーザーに同じ操作体験を提供できます。
Figmaファイルを開いたときに、特定のDev Modeのプラグインが自動的に実行されるように設定できます。自動実行設定は、[インスペクト]パネルにコードスニペットを提供するcodegenプラグインには使用できません。これらのプラグインについては、コードスニペットのデフォルト言語の設定をご覧ください。
自動実行を設定できるプラグインは、1つの組織につき1つだけです。
組織全体でプラグインを自動実行するように設定するには:
- 自動実行するプラグインのリストに移動します。
- 共有セクションの [リンクをコピー]をクリックし、プラグインのURLをクリップボードに追加します。
- ファイルブラウザの左のスライドバーで[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを選択し、[拡張機能]セクションの[Dev モード設定]をクリックします。
- [自動実行プラグイン]が有効になっていない場合は、設定を有効にしてください。これを行う必要があるのは、各組織で1度だけです。
- 所定のフィールドにプラグインのリンクを貼り付けて、[設定]をクリックし、確認します。
- [保存]をクリックして変更を適用します。