Schemaは、Figmaが主催するデザインシステムに特化したカンファレンスです。この記事では、Schema 2025で発表された内容をまとめてご紹介します。いくつかの機能はまだ一般提供されていないため、利用可否について記載するとともに、変更があればこの記事を更新します。
デザインシステムに対する私たちのビジョンや、Schemaで発表されたすべての内容については、Schema 2025の基調講演、またはブログをご覧ください。
Figma MCPサーバー GA 既に利用可能
はじめに
この機能を使用できるユーザー
リモートサーバーはすべてのシートとプランで利用可能です。
デスクトップサーバーはすべての有料プランのDevまたはフルシートで利用可能です。
MCPサーバーをサポートするコードエディターまたはアプリケーションを使用する必要があります(VS Code、Cursor、Windsurf、Claude Codeなど)。
スタータープランのユーザー、または有料プランで閲覧もしくはコラボシートを持つユーザーは、1か月あたり最大6回のツールコールに制限されます。
プロフェッショナル、ビジネス、エンタープライズプランでDevまたはフルシートを持つユーザーは、分単位のレート制限があり、これはTier 1のFigma REST APIと同じ制限に従います。FigmaのREST APIと同様に、Figmaはレート制限を変更する権利を保有します。
Figma MCPサーバーは、すべてのユーザーに一般提供されています。Figma MCPサーバーを使用して、Figmaのコンテキストをコードエディターに配信し、AI生成ワークフローを改善できます。
Figma MCPサーバーについてもっと知りたいですか?Figma MCPコレクション全体をチェックするか、Figma MCPインストールガイドで始めてみましょう。
Code Connect UI GA 既に利用可能
Code Connect UIが、ビジネスおよびエンタープライズプランのユーザー向けに一般提供されました。新しいUIにより、Figmaをデザインシステムのコードベースに直接接続しやすくなり、セットアップがより迅速になり、時間の経過とともにメンテナンスも少なくて済むようになりました。
今回のリリースでは、GitHubリポジトリをUIに接続しているユーザー向けに、以下の新機能も追加されました:
- コンポーネントマッピングの提案: Figmaのコンポーネントに接続すべきコードファイルをおすすめします
- AI生成コードスニペット: 実際のソースファイルに基づいた接続コンポーネントのサンプルコードを確認できます
- MCP使用指示: Figma MCPサーバーのレスポンス内で、LLMがそのコンポーネントをどのように使用すべきかのガイドラインを提供します
Code Connect UIのFAQ
Code Connect UIを使用するにはGitHubに接続する必要がありますか?
GitHubに接続することでCode Connect UIのセットアップが簡単になりますが、手動で提供されたリンクを使用したり、Code Connect CLIを使用してコネクションを作成することもできます。
Code ConnectはFigmaのMCPサーバーとどのように関連していますか?
Code Connectで作成したコネクションは、FigmaのMCPサーバーを通じてアクセスでき、AI対応のコードエディターやアプリケーションに追加のデザインシステムコンテキストとして提供されます。
バリアブルモードの上限引き上げ 既に利用可能
プロフェッショナルおよびビジネスプランのユーザー向けに、バリアブルモードの上限を引き上げました:
- プロフェッショナルプラン: コレクションごとに最大10のバリアブルモードまで
- ビジネスプラン: コレクションごとに最大20のバリアブルモードまで
拡張コレクション 利用可能
拡張コレクションは、マルチブランドデザインシステムを管理する新しい方法です。デザインシステムの作成者は、コアデザインシステムを公開できるようになり、社内のデザイナーはそれをベースに、自社ブランドに特化したテーマを追加して拡張できるようになりました。
拡張コレクションは親デザインシステムに紐づいており、新しいバリアブルやカラ―の更新など、親システムの変更を継承します。これにより、拡張コレクションは親システムの最新状態を保ちながらも、明示的に上書きしたブランドカラーや値は維持できます。拡張コレクションについて詳しく学ぶ。
npmパッケージをFigma Makeにインポート 2025年12月
2025年11月より、Reactコンポーネントを含むパッケージを含め、デザインシステム向けのReact npmパッケージをインストールできる機能を順次提供予定です。
Makeキット 早期アクセスのサインアップ
Makeキットを使うと、Figma DesignのライブラリをFigma Makeにインポートでき、コンポーネント、スタイル、バリアブルから高品質なプロトタイプ、Reactコードコンポーネント、CSSファイルを生成できます。
MakeキットのFAQ
Makeキットへのアクセスを得るにはどうすればいいですか?
早期アクセスの待機リストにこちらから申請できます。申請はアクセスを保証するものではありませんのでご了承ください。
早期アクセスプログラムに追加されたかどうかはどう確認できますか?
早期アクセスプログラムへの参加権が付与されると、Figmaチームからメールで通知が届きます。
私は管理者です。チーム全体や組織全体でMakeキットの早期アクセスを申請できますか?
はい、チーム全体または組織全体でMakeキットの早期アクセスプログラムへの参加が可能です。
Slots 早期アクセスのサインアップ
Slotsはコンポーネント内のプレースホルダーコンテナで、インスタンスを切り離さずに追加・編集・カスタマイズできる機能です。これにより、デザインの柔軟性を高めつつ、コードとの一貫性も保てます。また、スロットが受け入れるインスタンスを指定でき、デザインシステムへのコンプライアンスを確保します。
SlotsのFAQ
Slotsへのアクセスを得るにはどうすればいいですか?
早期アクセスの待機リストにこちらから申請できます。申請はアクセスを保証するものではありませんのでご了承ください。
早期アクセスプログラムに追加されたかどうかはどう確認できますか?
早期アクセスプログラムへの参加権が付与されると、Figmaチームからメールで通知が届きます。
私は管理者です。チーム全体や組織全体でSlotsの早期アクセスを申請できますか?
はい、チーム全体または組織全体でSlotsの早期アクセスプログラムへの参加が可能です。
デザインチェック 早期アクセスサインアップ
はじめに
この機能を使用できるユーザー
デザインチェックは現在、早期アクセスプログラムの参加者のみが利用できます。デザインチェックは、ビジネスおよびエンタープライズプランのユーザーが利用できるようになります。
早期アクセスの待機リストにこちらから申し込むことができます。ただし、申し込みはアクセスを保証するものではありません。
デザインチェックは、デザインを開発者に引き渡す前に、デザインシステムとの整合性を確認・調整できる機能です。デザインチェックは、ハードコーディングされた値を使用している要素を検出し、その文脈で使用すべき適切なバリアブルを提案します。監査が完了すると、自信を持ってデザインを引き渡すことができます。
デザインチェックのFAQ
デザインチェックへのアクセスを得るにはどうすればいいですか?
早期アクセスの待機リストにこちらから申請できます。申請はアクセスを保証するものではありませんのでご了承ください。
早期アクセスプログラムに追加されたかどうかはどう確認できますか?
早期アクセスプログラムへの参加権が付与されると、Figmaチームからメールで通知が届きます。
私は管理者です。チーム全体や組織全体でデザインチェックの早期アクセスを申請できますか?
はい、チーム全体または組織全体でデザインチェックの早期アクセスプログラムへの参加が可能です。