はじめに

この機能を使用できるユーザー

ファイルへの閲覧のみまたは編集可アクセス権のあるユーザーは、キャンバス上のオブジェクト間の距離を測定できます。

ベクターモードでは、ファイルへの編集可アクセス権が必要です

キャンバスのオブジェクト間の距離を測定ガイドで測定します。これにより、以下のオブジェクト間の距離を測定できます。

注意: 現在、2つのガイド間の距離を測定できません。2つのガイド間の距離を計算するには、第1のガイドを選択し、第2のガイドにカーソルを合わせます。2つのガイドの位置が軸上に表示されるので、距離を計算することができます。

距離の測定

オブジェクトが、フレーム、グループ、またはコンポーネントの内側でネストされていても、その間の距離を測定します。

ネストされているレイヤー間の距離の測定

注意: 現在、赤い測定線の太さと色を変更することはできません。類似した色または低コントラストの色で作業していて、測定線を見やすくしたい場合には、低コントラストレイヤーの塗り表示を切り替えます。

Figmaでは、各オブジェクトの境界間の距離を測定します。オブジェクトまたはレイヤーを囲んでいるのがバウンディングボックスです。

オブジェクトの種類によっては、この動作が予想したものと異なる場合があります。

線: オブジェクトに適用した線がある場合、線の外側のリミットではなく、オブジェクトの境界までを測定します。このことは、中央または外側の線があるオブジェクトで、より顕著になります。
テキストレイヤー: Figmaでは、テキストレイヤーの境界からの距離を測定します。テキストのベースラインまでの距離を測定したいときは、レイヤーの境界をベースラインに一致するように更新することをお勧めします。また、テキストサイズ変更プロパティの調整が必要となります。
多角形と星: 奇数のスライドがあるシェイプの場合、オブジェクトのバウンディングボックスが、シェイプの寸法を超えて広がる可能性があります。

バウンディングボックスをシェイプの本当の境界まで縮めるには、シェイプを統合できます。 右クリック > [統合]または、キーボードショートカットを使用します。
- Mac: ⌘ Command E
- Windows: Ctrl E

重なり合うレイヤーは、ネストされたオブジェクト間の距離の測定の妨げになります。これには、マスク、ロックされたレイヤー、および不透明度の低い塗りのレイヤーが含まれます。

ネストされたレイヤーの測定に問題が発生したときは、レイヤーパネルで、上記のレイヤーがないか確認することをお勧めします。

測定を妨げるレイヤーがある場合は、以下のようにします。

レイヤー表示を切り替えて、一時的に非表示にします。キーボードショートカットを使用します。
- Mac: ⌘ Command Shift H
- Windows: Control Shift H
塗り表示の切り替え
レイヤーを並べ替えて、測定するレイヤーの下にします
修飾キーを長押して、ネストされたレイヤーを測定
- Mac: ⌘ Command Option
- Windows: Control Alt

ヒント! より永続的なファイルの測定が必要ですか? その場合はFigma測定プラグインをご覧ください。

ベクター編集モード中に、アンカーポイント間の測定をします。これにより、既存のアンカーポイント間の距離を測定し、新規のポイントを作成します。