組織内のファイルの共有
Figmaのリデザイン版であるUI3を使用している場合、この記事の一部が製品に表示される内容と一致しない可能性があります。アップデートを行うまで、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。Figmaの新デザインの詳細はこちら→
Figmaのすべてのファイルとプロトタイプに一意のURLがあります。組織では、このリンクをコピーして、デザインやプロトタイプを組織の他のメンバーとすばやく共有できます。
メンバーは、相手がそのチームやプロジェクトのメンバーであるかどうかにかかわらず、ファイルのリンク共有権限に基づいてファイルを用いてやり取りできます。公開リンク共有が有効であれば、メンバーは組織外のユーザーともファイルを共有できます。
ファイルのリンク共有設定では、ファイルやプロトタイプを開くことができるユーザー(オーディエンス)や、それらのユーザーが実行できるアクションの種類(権限)を管理します。
オーディエンス
組織内のファイルにアクセスできるユーザーを選択します。
- ユーザー全員: 組織内外のユーザー全員がファイルにアクセスできます。必要なのは、ファイルへのリンクのみです。
注: 組織管理者は組織の公開リンク共有を無効にすることができます。これにより、[ユーザー全員]オプションが無効になり、組織外の人がリンク共有経由でファイルにアクセスできなくなります。
- [組織名]: 組織のメンバーのみがファイルにアクセスできます。
- 招待されたユーザーのみ: そのファイルまたはその保有チームに招待されたメンバーまたはゲストのみが、ファイルにアクセスできます。
注: [共有モーダル] の[詳細]設定から、組織のメンバーが検索でファイルを見つけられるようにするオプションを切り替えることができます。[検索可能にする]が無効になっている場合、組織のメンバーがファイルにアクセスするには、直接ファイルへのリンクを入力するか、ファイルが入っているファイルまたはプロジェクトに招待される必要があります。
権限
オーディエンスのアクセス権は、ユーザーがファイルを開くときに保有するアクセスレベルを管理します。これは、指定されたオーディエンスのメンバーとしてファイルにアクセスするユーザーのみに適用され、プロジェクトメンバーやファイルに招待されたユーザーには適用されません。
- 編集可: ファイルを開いたユーザーは、編集アクセス権を取得できます。
- 閲覧のみ: ファイルを開いたユーザーは、ファイルの閲覧のみが可能です。
編集可
リンク共有設定が[編集可]
に設定されている場合は、メンバーにファイルの編集アクセス権が付与されます。
注: ユーザーのシートタイプによって、ファイルへの完全なアクセス権があるかどうかが決まります。たとえば、ユーザーが閲覧シートを持っている場合、ファイルの権限が編集可に設定されていても、編集することはできません。
ユーザーはファイルを編集するために、シートのアップグレードをリクエストできます。
ファイルの閲覧のみ
メンバーが組織のファイルを開くと、Figmaはデフォルトで閲覧のみ
アクセス権を付与します。閲覧のみ
アクセス権では、実行できるアクションが限られています。
- 手のひらツールをクリックしてキャンバスをパンする
- 移動ツールをクリックして、キャンバスまたはレイヤーパネルのレイヤーを選択する
- をクリックして、コメントを追加する
- レイヤーとオブジェクトの間の距離を測定する
- 右サイドバーにあるレイヤープロパティーを表示します
- テキストレイヤーのコンテンツをコピーする
- ファイル内のフレーム、コンポーネント、オブジェクト、レイヤーをコピーする。*
- フレームとレイヤーをアセットとしてエクスポートする*
注: アスタリスク(*)の付いたアクションは、[閲覧者にこのファイルのコピー、共有、エクスポートを許可する] 設定が有効である場合のみサポートされます。ファイルをコピーおよび共有できるユーザーを制限する→
ファイルの設定を更新する
ファイルを共有する前に、[モーダルを共有]のオーディエンス設定を確認することを推奨します。
ファイルURLは、保存先やリンク共有設定に関係なく同じままです。ファイルやプロトタイプの一時的なリンク、カスタムURL、パスワードは設定できません。ファイル共有と[モーダルを共有]の詳細はこちら→