スポットライトを使用した、コラボレーターに対するプレゼンテーション
スポットライトを使用すると、Figmaデザインのファイルまたはプロトタイプのビューを共有することができます。この機能を使用すれば、ズームインやページの切り替えなどキャンバスでの動きを他のユーザーがフォローして追跡することができます。スポットライトでは、ツールバーやサイドバーなど、キャンバスの外側でのアクションは共有されません。
スポットライトを使用すると、次の操作を行うことができます。
- リモートのコラボレーターとのデザインの検討
- デザイン批評時のデザインのプレゼンテーション
- タスクと具体的なアクションのデモ
- コラボレーターとの会話時のファイルの特定部分の参照
- インターネット接続が遅い場合の画面共有の手間の削減
- 演習時の学生のフォロー
ファイルで自分をスポットライト
- ツールバーに自分のアバターを合わせてクリックして、[マルチプレーヤーツール]ドロップダウンメニューを開きます。
- [自分にスポットライトを当てる]をクリックします。
ファイルを閲覧中の全員にフォローを要求する通知が送信されます。[今はしない]をクリックしなかったユーザーに、作業中のファイルのビューが表示されます。スポットライトに入ると、フォローしているユーザーの数が表示され、ツールバーの自分のアバターには破線のボーダーが表示されます。
スポットライトを停止するには、キャンバスの一番上にある[停止]をクリックします。
ファイルでの他のユーザーのフォロー
- ツールバーで該当ユーザーのアバターを探します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- メニューバーでそのユーザーのアバターをクリックすると、自動的にフォローできます。
- そのユーザーのアバターを合わせて[スポットライトを依頼]をクリックすると、スポットライトのリクエストが送信されます。スポットライト依頼の通知を受信したユーザーは、リクエストを受託または拒否することができます。
キャンバスの周囲に、そのユーザーのアバターの色のボーダーが表示されます。画面の上のメッセージディスプレイに、フォローしているユーザーのリストが表示されます。他のユーザーのフォローを開始すると、プロトタイプで行われるアクションとカーソルの動きが画面に表示されます。
フォローを停止するには、キャンバスの上にある[フォローを停止]をクリックします。
注意: フォローしていることを知らせないこともできます。その場合でも、発表者や他のユーザーのフォロー中に自分のカーソルの位置がファイルに表示されます。マルチプレーヤーカーソルが有効になっているユーザーのビューポイントにも、そのカーソルが表示されます。
プロトタイプでのスポットライトの使用方法
スポットライトはプレゼンテーションビューで使用できます。したがって、他のユーザーが自分のプロトタイプを操作するのをフォローすることができます。
この機能を使用すると、次のことができます。
- リモートのコラボレーターとのプロトタイプ操作の検討
- ユーザビリティテスト時にユーザーが行うアクションの追跡
- プレゼンテーション時のプレゼンタービューの切り替え
- スマートフォンからのプレゼンテーションのリモートコントロール
プロトタイプでほかのユーザーをフォローするには、次の操作を行います。
- プレゼンテーションビューでプロトタイプを開きます。
- 画面の一番上にカーソルを移動してメニューバーを表示します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- メニューバーでそのユーザーのアバターをクリックすると、自動的にフォローできます。
- ユーザーのアバターにカーソルを合わせて[スポットライトを依頼]をクリックすると、スポットライトのリクエストが送信されます。スポットライト依頼の通知を受信したユーザーは、リクエストを受諾することも拒否することもできます。
他のユーザーのフォローを開始すると、プロトタイプで行われるアクションとカーソルの動きが画面に表示されます。
ヒント: 他のユーザーのスポットライトの実行中に、スポットライトから一旦抜けたあと再度参加するには、画面の一番上にあるメッセージで[フォロー]をクリックします