注: Figmaの機能「レイアウトグリッド」は2025年5月に「レイアウトガイド」に名称変更されました。これは、オートレイアウト内のグリッドオプションとは異なる機能です。
レイアウトガイドはフレームに追加される視覚的補助ツールで、オブジェクトを正確に整列させ、異なるプラットフォームやデバイス間でデザインを論理的かつ一貫性のあるものに保つための構造を提供するものです。
レイアウトガイドの特長は次のとおりです。
- 複数プラットフォーム間で整合性を確立できます
- レイアウト定義の際の決定事項が少なくなります
- モックアップやワイヤーフレームのレイアウトを短時間で定義できます
- さまざまなレイアウト手法(ギャラリー、アイコン、ページ全体のレイアウトなど)に対応できます
ヒント: Figma Designでのグリッドシステムの使い方の詳細については、ブログ記事「Grid Systems for Screen Design」を参照してください。
レイアウトガイドのタイプ
レイアウトガイドには、均等グリッド、列、 行の3つのタイプがあります。
均等グリッド
均等グリッドは、精度が必要な場合に便利な正方形グリッドで、シンボルやアイコンの設計に役立ちます。
均等グリッドを選択すると、色とサイズを調整できます。
色
レイアウトガイドのデフォルトの色は赤(#FF0000)で、不透明度は10%です。任意のレイアウトガイドの色と不透明度を変更できます。
サイズ
サイズはグリッドの各四角のピクセルサイズを決定します。
例えば、デフォルトの10ptグリッドでは、グリッドの各四角は10px x 10pxで、1つの四角あたり合計100ピクセルになります。
列と行
列は、フレームの高さにわたる垂直ガイドです。行は、フレームの幅にわたる水平ガイドです。どちらも、Webやモバイル用のレスポンシブなインターフェースを設計するのに理想的です。
列と行には類似のプロパティタイプがあり、調整することができます。
色
レイアウトガイドのデフォルトの色は赤(#FF0000)で、不透明度は10%です。任意のレイアウトガイドの色と不透明度を変更できます。
数
数は、ガイドの列数または行数です。
フィールドをクリックして数値を入力するか、ドロップダウンを使って数値を選択します。利用可能な場合はバリアブルを適用するか、自動を選択してください。
タイプ
- 列タイプ: 左、中央、右、またはストレッチ。
- 行のタイプ: 上、中央、下、またはストレッチ。
ストレッチ は、フレームのサイズ変更時に列の幅または行の高さを適応させることができます。このタイプが選択されると、レイアウトガイド設定ウィンドウの幅または高さのフィールドが無効になり、自動に設定されます。ストレッチには、余白という独自の設定があります。
列と行の残りのタイプ(左、右、上、下、中央)は、「固定」と呼ばれることがあります。この設定は、フレーム内のどこからレイアウトガイドが開始するかを決定します。
例えば、固定タイプ右の列は、フレームの右側から始まり左側に進みます。
高さ/幅
行の高さや列の幅を設定して、ピクセル(px)で正確なサイズを定義します。固定タイプでのみ使用可能です(左、右、上、下、中央)。ストレッチタイプの場合、高さ/幅のフィールドが無効になり、自動で設定されます。
オフセット(固定タイプのみ)
オフセット設定は、列と行が開始するピクセル位置を定義します。オフセットは、左または右に設定された列および上または下に設定された行で使用可能です。
例えば、行のレイアウトガイドを下にオフセット16で設定すると、そのレイアウトガイドの最初の行は、フレームの下端から16ピクセルの位置から始まります。
余白(ストレッチタイプのみ)
余白は、列または行の両端とフレームの間のスペースをピクセル(px)単位で定義します。この設定はストレッチタイプのみ使用可能です。
ガター(ストレッチタイプのみ)
ガターは、各列または各行の間のスペースをピクセル(px)単位で定義します。この設定はストレッチタイプのみ使用可能です。
レイアウトガイドを追加・編集する
どのフレームにもレイアウトガイドを追加できます。コンポーネントもフレームであるため、コンポーネントにも追加できます。
レイアウトガイドを追加する手順は次のとおりです。
- フレームを選択します。
- 右サイドバーの[レイアウトガイド]セクションで、レイアウトガイドを追加をクリックします。デフォルトでは、フレームに均等グリッドが適用されます。
レイアウトガイドを編集するには、レイアウトガイド設定アイコンをクリックして、レイアウトガイドのタイプを変更し、設定を調整できます。
ヒント: 1つのレイアウトガイドを単独で使用することも、より複雑なレイアウトをサポートするために複数のレイアウトガイドを組み合わせることもできます。レイアウトガイドの組み合わせの詳細については、こちらを参照してください。
レイアウトガイドを組み合わせる
上記で述べたように、レイアウトガイドをひとつのフレームに複数追加することができます。これは、より複雑なレイアウトを開発する際に役立ちます。
例えば、列と行の両方のレイアウトガイドを追加することで、縦方向と横方向の配置をより細かくコントロールできます。
- 別のレイアウトガイドを追加するフレームを選択します。
- 右サイドバーの[レイアウトガイド]の横にあるをクリックします。
- 表示されるドロップダウンからレイアウトガイドを選択します。
- 関連するその他のプロパティを定義します。
- フレームにレイアウトガイドをさらに追加する場合は、同じ操作を繰り返します。
レイアウトガイドの表示切り替え
レイアウトガイドの表示と非表示を切り替えることができます。これは、レイアウトガイドを完全に削除せずに非表示にする必要がある場合に役立ちます。レイアウトガイドは非表示になっていても引き続き機能します。
ファイル内のすべてのレイアウトガイドの表示を一度に切り替えるには:
- 右側のサイドバー上部にあるズーム/閲覧オプションのドロップダウンメニューを開きます。
- レイアウトガイドをクリックして、設定をチェック(有効化)またはチェックを解除(無効化)します。または、キーボードのShift Gを押して切り替えることもできます。
特定のレイアウトガイドを非表示または表示するには:
- レイアウトガイドがあるフレームを選択します。
- 右サイドバーの[レイアウトガイド]セクションから、切り替えたいレイアウトガイドを見つけ、/をクリックして表示/非表示を切り替えます。
レイアウトガイドスタイルを作成して適用する
理想的なレイアウトガイドが完成したら、スタイルを作成してデザイン全体で再利用できます。
レイアウトガイドスタイルの作成
新しいレイアウトガイドスタイルを作成するには:
- キャンバスでレイアウトガイドが適用されているフレームを選択します。
- 右サイドバーで、[レイアウトガイド]セクションのスタイルを適用をクリックします。
- スタイルを作成をクリックします。
- レイアウトガイドスタイルに名前と説明を設定します。
- [スタイルを作成]をクリックします。
レイアウトガイドスタイルの適用
レイアウトガイドスタイルを適用するには:
- キャンバスでフレームを作成または選択します。
- 右サイドバーで、[レイアウトガイド]セクションのスタイルを適用をクリックします。
- リストからレイアウトガイドスタイルを選択し、それをフレームに適用します。
注: 関連コンポーネントは次の方法で判別できます。
- コピーするフレームを選択します。
- 右サイドバーでレイアウトガイドをクリックします。
- レイアウトガイドがハイライト表示されたら、次のキーボードショートカットを使用してレイアウトガイドをコピーします。
- Mac: ⌘ Command C
- Windows: Ctrl C
- レイアウトガイドを適用するフレームを選択します。
- 次のキーボードショートカットを使用してレイアウトガイドを貼り付けます。
- Mac: ⌘ Command V
- Windows: Ctrl V
レイアウトガイドと制約を使って作業する
より複雑なデザインでは、サイズを変更してもデザインが適切に動作するようにするため、精密さと柔軟性が必要です。
制約は、フレーム内でオブジェクトを配置するための基本的なフレームワークを提供します。レイアウトガイドと組み合わせることで、強力なレイアウトシステムのフレームワークが実現します。
ガイドと制約の組み合わせの詳細についてはこちらをご覧ください。
8ポイントグリッドシステム
8ポイントグリッドシステムは、UIレイアウトのデザインでよく利用されます。8の倍数を使ってデザイン内でのオブジェクトの配置を定義します。
このシステムは、モバイルアプリのように固定制約でデザインするときに使用できますが、レスポンシブレイアウトのデザインにも便利です。
8ポイントシステムを実装するには、2種類の一般的な方法があります。
- ハードグリッド: 8ポイント単位の固定グリッドにオブジェクトが配置されます。Figmaでは、均等グリッドがサイズ8のフレームに適用されます。
- ソフトグリッド: 8で割り切れる間隔でオブジェクトが配置されます。8で割り切れるプロパティを設定した行レイアウトまたは列レイアウトが適用されます。
8ポイントグリッドについては、こちらのSpec.fmの記事で詳しくご覧ください。
よくある質問
すべてのレイアウトガイドを一括で切り替えることはできますか?
できます。この操作は、Figmaの右上隅にある[表示設定]メニューから行うことができます。
詳細については、レイアウトガイドの切り替えのセクションを参照してください。
レイアウトガイドが表示されません。なぜですか?
レイアウトガイドが表示されない理由はいくつかあります。
- 右サイドバーでレイアウトガイドがオフに切り替えられている。
- レイアウトガイドがグローバルにオフに切り替えられている。
- 選択したレイヤーがフレームではない。レイアウトガイドはフレームのみに適用できます。
- フレームが回転されている。レイアウトガイドを適用する前に、オブジェクトの回転を0ºに設定していることを確認してください。
レイアウトガイドをコピーするには、どうしたらよいですか?
単一のレイアウトガイドをコピーし、他のフレームに適用することができます。または、デザインを通して再利用できるレイアウトガイドスタイルを作成することもできます。