コメントの移動または編集
コメントはコラボレーションを次のレベルへと導くものです。コメントを使用すれば、フィードバックへの対応、デザインの微調整、素早い発散作業のすべてを、オリジナルのデザインファイル内で実行できます。
ユーザーとチームメンバーは、キャンバス、またはファイルやプロトタイプの特定のフレームとレイヤーにコメントを追加できます。Figmaでは、コメントはキャンバス上で追加した場所にそのまま表示されます。
キャンバス内でコメントが表示されている場所から、または右サイドバーからコメントを表示して返信します。コメントを追加または管理するには、ツールバーでをクリックするか、Cを押します。
注: コメントを追加する際、キャンバス内ではレイヤーまたはレイヤープロパティを編集できません。Escを押すか、ツールバーで他のツールを選択して、ファイルの編集を続行します。
コメントの編集
投稿したすべてのコメントの内容を編集できます。これは誤字に気が付いたとき、説明を追加したいとき、コラボレーターをメンションするときに便利です。
- キャンバス内、またはコメントモードで右サイドバーからコメントを選択します。
- をクリックして、コメントメニューを開きます。
- [編集…]オプションを選択して、コメントの内容を編集します。
- 変更を適用するには[保存]をクリック、終了して破棄するにはをクリックします。
コメントの場所の変更
コメントは、特定のフレームやレイヤー、またはキャンバス上の特定の座標にピン留めできます。これにより、フレーム、オブジェクト、レイヤーを問わず、キャンバスの特定の場所に注目できるようになります。
コメントをピン留めする場所を変更できます。コメントを移動するには、以下の手順で行います。
- キャンバス内、またはコメントモードで右サイドバーからコメントを選択します。
- キャンバス内でコメントピンをクリックします。
- コメントピンを新しい場所にドラッグします。
コメント付きレイヤーの移動
特定のレイヤーにコメントをピン留めすると、レイヤーとそのコメントの両方を移動できる場合があります。レイヤーの移動方法とレイヤーの最終的な移動先は、コメントの場所に影響します。
切り取りと貼り付け
レイヤーまたはフレームを切り取り、これを新しい場所に貼り付けると、Figmaではコメントはそのレイヤーから切り離されます。右サイドバーから、そのコメントを閲覧することや返信することは可能です。
コメントがレイヤーにピン留めされていない場合は、キャンバス上の元の座標からコメントへのアクセスもできます。
ファイル間でレイヤーを切り取り、貼り付けても、コメントは移動しません。いかなるコメントも、元のファイルでは切り離されたコメントとして残ります。
ページ間の移動
[ページに移動]オプションを使用してファイル内のレイヤーを移動すると、そのコメントもすべて移動します。オブジェクトを右クリックして、[ページに移動]を選択します。
コメントがレイヤーやフレームそのものではなく、キャンバスにリンクされている場合、コメントは移動しません。
ファイルの複製
ファイルを複製しても、新しいファイルにコメントはコピーされません。コメントは元のファイルにのみ保持されます。