SCIMでメンバーの役割を設定する
はじめに
この機能を使用できるユーザー
エンタープライズプランでサポートされます
組織管理者のみがSAML SSOとSCIMを設定できます。
SCIMで役割を管理するには、IDプロバイダーへの管理者アクセス権と自動プロビジョニングが有効になっている必要があります。
Figmaには2つの商品があります。FigmaデザインとFigJamです。組織内のユーザー全員が、それぞれの商品で役割を持っています。請求に含まれている場合は、その役割によってそのユーザーの請求ステータスが決まります。
また、デザインファイルやFigJamファイルでどのようなアクティビティができるかも制御します。役割には、閲覧者、限定閲覧者、編集者の3つがあります。
組織管理者は、Figmaでメンバーやゲストの役割を管理することができます。SAML SSOとSCIMを使用している組織は、IDプロバイダーを使用してメンバーの役割を管理することができます。
エンタープライズプランでは、デザインおよびFigJamの役割を割り当てる、次のような方法があります。
- 新メンバーとゲストのデフォルトの役割を設定する
- SCIMでメンバーの役割を割り当てる
- Figmaに、組織に参加するユーザーに入門的な閲覧者の役割を割り当てさせましょう
SCIMを介してユーザーの役割を割り当てた場合、Figmaはその役割を使用します。プロビジョニング時にメンバーの役割を設定しない場合、Figmaは組織のデフォルトの役割を使用します。これは、デザインとFigJamの両方に適用されます。役割の割り当て方法 →
注: SAML SSOとSCIMはメンバーのみに適用され、ゲストには適用されません。Figmaでゲストの役割を管理することは引き続き可能です。
役割の設定を構成する
役割を設定する正確なプロセスは、IDプロバイダーによって異なります。グループに基づくユーザーの割り当てなど、高度な設定についてはIDプロバイダーと直接連携することをお勧めします。
カスタム属性の追加によるFigmaデザインまたはFigJamの役割の設定
- IDプロバイダーにカスタム属性を追加します。
- 次のいずれかの属性名を選択します。
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figmaPermission
はFigmaデザインの役割の設定に使用します。 -
figjamPermission
はFigJamの役割の設定に使用します。
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- 次の値のいずれかを選択します。
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editor
は編集者の役割が割り当てられます。 -
viewerRestricted
は限定閲覧者の役割が割り当てられます。 -
null
は組織内のデフォルトの役割を新規ユーザーに割り当てます (エンタープライズプランのみ)。 属性がnull
に設定されている場合、管理者はFigmaの管理者設定からユーザーの役割を更新できます。
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- データ型を文字列に設定します(該当する場合)。
- 外部名前空間を
urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User
に設定します。
サポートされているプロバイダーを使用してカスタム属性を追加する方法について詳しくは、以下をご覧ください。
- Okta: Oktaでカスタム属性を新規作成する方法
- OneLogin: Oneloginでカスタム属性の値を設定する
- Azure Active Directory: Azure Active Directoryでカスタム属性を定義する