組織でのプラグインとウィジェットの管理
プラグインとウィジェットはFigmaデザインまたはFigJamで実行されるサードパーティのアプリケーションです。デフォルトでは、メンバーは管理者の許可を受けることなく、ファイルにプラグインとウィジェットを検索して使用することができます。
プラグインおよびウィジェットの使用はメンバーとファイルの情報にアクセスすることになるため、組織管理者は、利用する前に承認を必要とすることで、アクセスを制限することができます。
ビジネスプラン | エンタープライズプラン | |
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プラグインとウィジェットへの承認を要求 | ✓ | ✓ |
プラグインとウィジェットを承認 | 組織全体に対して適用 | 組織全体に対して、またはワークスペースごとに適用します |
承認済みプラグインとウィジェットの管理 | 管理とは、組織全体に対して利用を削除することを意味します | 組織全体に利用を削除すること、またはどのワークスペースで利用できるか調整できます |
プラグインとウィジェットのレビュー | X | ✓ |
注: Figmaコミュニティに公開されたプラグインとウィジェットは品質を総合的にレビューされます。
プラグインとウィジェットへの承認を要求
有効にすると、メンバーは、組織管理者が承認したプラグインとウィジェットだけを使用できます。
メンバーが、使用したいプラグインまたはウィジェットをFigmaコミュニティで見つけたときに、承認のリクエストができるようにすることを選べます。
- ファイルブラウザで、左サイドバーにある[管理者]をクリックします。
- [設定]タブをクリックします。
- [拡張機能]の下の[プラグインの承認]をクリックします。
- [管理者に承認されたプラグインのみ]を選択します。
[メンバーによるプラグインのリクエストを許可する]にチェックしておくと、メンバーは未承認のプラグインの利用をリクエストできます。プラグインのリクエスト管理の詳細。
- ファイルブラウザで、左サイドバーにある[管理者]をクリックします。
- [設定]タブをクリックします。
- [拡張機能]の下のウィジェットの承認をクリックします。
- [管理者に承認されたウィジェットのみ]を選択します。
[メンバーによるウィジェットのリクエストを許可する]にチェックしておくと、メンバーは未承認のウィジェットの利用をリクエストできます。ウィジェットのリクエスト管理の詳細。
注: この設定は、組織のメンバーが公開したプライベートプラグインまたはウィジェットには適用されません。プライベートプラグインとウィジェットは、組織のすべてのユーザーが使用できるので、承認は要求されません。
プラグインとウィジェットを組織に承認する
プラグインとウィジェットを組織に承認すると、ユーザーは直ちに使用できるようになります。
プラグインまたはウィジェットの承認
- Figmaコミュニティで、 承認するプラグインまたはウィジェットへ移動します。。
- 共有セクションの [リンクをコピー]をクリックし、プラグインのURLをクリップボードに追加します。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [リソース]を選択し、[プラグイン]を選択します。
- ページの上部右にある [プラグインを追加]または[ウィジェットを追加]をクリックします。
- 所定のフィールドにリンクを貼り付けて、[追加]をクリックして確認します。
- Figmaコミュニティで、 承認するプラグインまたはウィジェットへ移動します。。
- 共有セクションの [リンクをコピー]をクリックし、プラグインのURLをクリップボードに追加します。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [リソース]を選択し、[プラグイン]を選択します。
- ページの上部右にある [プラグインを追加]または[ウィジェットを追加]をクリックします。
- 所定のフィールドにリンクを貼り付けて、[追加]をクリックして確認します。
- 1つまたは複数のワークスペースを選択して、または組織全体でプラグインまたはウィジェットを承認します。
注: 承認済みプラグインとウィジェットのアップデートには、再承認は必要ありません。ただしプラグインやウィジェットのアップデートに、ネットワークアクセスまたはオプションのセキュリティ開示に関する変更がある場合は、組織管理者にメールで通知します。
ヒント: 組織管理者は、各プラグインとウィジェットを保存できます。これにより、各ユーザーのファイルにあるプラグインまたはウィジェットリストの保存済みセクションに表示されるようになります。
プラグインとウィジェットへの承認リクエストの管理
メンバーによるプラグインとウィジェットのリクエストを許可すると、メンバーは、Figmaコミュニティで、未承認のプラグインまたはウィジェットへの利用をリクエストできます。
メンバーがリクエストするごとに、組織管理者はFigmaまたはメールで通知を受けます。組織管理者は、リクエストを承認また却下できます。
リクエストのレビューは次のようになります。
このセクションは複数のコンポーネントからなります。
- プラグインまたはウィジェットのFigamコミュニティのページの簡単な要約。モーダルの下部にある[コミュニティで開く]をクリックして、全リストを表示します。
- プラグインまたはウィジェットのセキュリティプラクティスについての情報。開発者はオプションのセキュリティ開示フォームに記入して、プラグインまたはウィジェットのリストに「データセキュリティ情報があります」バッジを取得することができます。また、開発者はネットワークアクセスについての情報も提供できます。
- プラグインまたはウィジェットのライセンスの仕方
プラグインまたはウィジェットのリクエスト履歴、以前の承認または却下なども含まれます。
[試してみよう]では、使用可能なプラグインまたはウィジェットを使用して、組織外のチームで新しいFigmaデザインまたはFigJamドラフトを作成します。
注: [使ってみる]をクリックした後で、リクエストを却下する場合、このプラグインまたはウィジェットはドラフトでのみ使用可能となります。プラグインまたはウィジェットを完全に削除するには、ドラフトからファイルを削除してください。
[却下]をクリックする際に、オプションで理由をつけることができます。これにより、プラグインまたはウィジェットをリクエストした人が却下の理由を知ることができ、将来同じプラグインまたはウィジェットがリクエストされた場合に、他の組織管理者に状況を知らせることができます。
ビジネスプランで[承認]をクリックすると、組織の誰もがプラグインまたはウィジェットを利用できるようになります。
エンタープライズプランでは、プラグインまたはウィジェットの承認の対象を組織全体にするかまたは個人のワークスペースにするかを選択できます。個人のワークスペースを対象とする承認の場合、メンバーはドラフトでプラグインまたはウィジェットを使用できません。
リクエストを承認すると、リクエストが承認されたことがリクエストしたユーザーにFigmaまたはメールで通知されます。
承認済みプラグインまたはウィジェットの管理または削除
ビジネスプランでは、承認済みプラグインまたはウィジェットの管理とは、組織のすべてのユーザー対して利用を削除することを意味します。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [リソース]を選択し、[プラグイン]または[ウィジェット]を選択します。
- 組織から削除したいプラグインまたはウィジェットをクリックします。
- [削除]をクリックします。
プラグインまたはウィジェットの利用を承認済みリストから削除することにより、ただちに、ファイルでの使用ができなくなります。そのあと、組織管理者はいつでも再承認することができます。
エンタープライズプランでは、組織の全員の利用を削除することも、ワークスペースごとに利用を管理することもできます。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [リソース]を選択し、[プラグイン]または[ウィジェット]を選択します。
- 組織から管理または削除したいプラグインまたはウィジェットを選択します。
- [承認を編集]をクリックします。
- トグルを使用して、組織内でのプラグインまたはウィジェットの利用を調整します。
プラグインまたはウィジェットの使用状況のレビュー エンタープライズ
エンタープライズプランでは、承認済みプラグインまたはウィジェットが何度実行されたか、誰が使用したか、どのワークスペースで最も使用されたかを確認することができます。
- サイドバーで[管理者]を選択します。
- [リソース]を選択し、[プラグイン]または[ウィジェット]を選択します。
- プラグインまたはウィジェットを選択します。
- [使用状況]タブをクリックします。