Figmaの管理者
Figmaには4種類の管理者タイプがあります。この記事では、管理者タイプに応じて実行できるアクションとサポートされるプランについて説明します。
チーム管理者
スタータープラン、エデュケーションプラン、プロフェッショナルプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランでサポートされます。
チーム管理者は、チームのメンバー、権限、ライブラリ、その他の設定を管理します。通常は、チームを作成またはアップグレードしたユーザーがチーム管理者として割り当てられます。
チームでは、必要に応じて何人でもチーム管理者にすることができます。既存のチーム管理者は、他のチームメンバーに管理者のアクセス権を付与できます。
- 他のチームメンバーに管理者のアクセス権を付与する
- チームメンバーの権限を調整する
- ユーザーのチームへのアクセス権を削除する
- チームのデフォルトのライブラリを管理する
- チーム名とアイコンを更新する
- チームのコミュニティプロフィールにハンドルを設定する
- チームを削除する
- 削除したチームを復元する
プロフェッショナルプランでは、チーム管理者が、ユーザーのシートタイプの更新や有料シート数の確認などの請求関連タスクを管理します。
- FigmaデザインシートとFigJamシートの更新
- デフォルトのシートタイプの設定
- チーム請求の表示と管理
- チームのプランをアップグレードする
- 支払い方法を更新する
- サブスクリプションをキャンセルする
- 請求書の表示とダウンロード
プロフェッショナルプランの管理者: 管理者には、デフォルトでチームのファイルとプロジェクトへの編集可のアクセス権が付与されます。これは管理者がチームの請求対象であることを意味します。ファイルやプロジェクトの編集権限を与えずに、チームの管理者アクセス権を付与する場合は、そのユーザーのシートタイプを限定閲覧者に変更できます。
ワークスペース管理者
エンタープライズプランでのみサポートされます。
ワークスペース は、組織内のチーム、ユーザー、リソースのグループです。ワークスペースにより、大規模組織内に別の構造レイヤーが追加されます。
ワークスペース管理者は、組織管理者より下のレベルのアクセス権を持っています。管理するワークスペース内で制限されたアクションを実行できます。
請求グループ管理者
エンタープライズプランでのみサポートされます。
請求グループでは、組織内のユーザーを内部予算ソースに応じて分類できます。各請求グループには請求グループ管理者がおり、次の操作を行えます。
- グループからのユーザーの割り当てまたは割り当て解除
- アップグレードリクエストの管理
- 無料シートと有料シート間でのユーザーの移動
- トゥルーアップ期間中のグループ内の有料シート数の確認
組織管理者
ビジネスプランおよびエンタープライズプランでサポートされます。
組織管理者は、特別の管理権限がある組織のメンバーです。組織の多くの管理的側面を表示して管理します。
たとえば、ログインとプロビジョニング、アクセスとセキュリティ、ライブラリやフォントなどのリソース、請求などです。
- 組織のドメインを管理する
- ログインとプロビジョニングの設定(SAML SSO、SCIMなど)を調整する
- メンバーおよびゲストのFigmaデザインシートとFigJamシートの管理
- ユーザーを組織から削除する
- 表示チームおよび非表示チームの表示
- 組織のアクティビティーを表示してエクスポートする
- 製品と機能へのアクセスを管理する
- ゲストのアクセス権とデフォルトのシートタイプの管理
- ライブラリ、フォント、プラグイン、ウィジェットなどの組織全体のリソースを管理する
- 組織のコミュニティのプレゼンスを管理する
- 組織の請求とトゥルーアップを管理する