FigJamで初めてのミーティング用ホワイトボードを作成する
Figmaのリデザイン版であるUI3を使用している場合、この記事の一部が製品に表示される内容と一致しない可能性があります。アップデートを行うまで、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。Figmaの新デザインの詳細はこちら→
プロジェクトの概要
- 製品: FigJam
- トピック: セクション、ウィジェット、付箋、画像、スタンプ
- 所要時間: 10分
FigJamは、チームのあらゆる種類のミーティングや連携活動をホストするのに最適な場所です。このプロジェクトでは、いろいろな情報をボードにまとめて、週次同期ミーティングをより生産的かつ魅力的にし、楽しくする方法について説明します。
ここでは、チームの出席確認、各メンバーの週末の過ごし方を要約するShow & Tell活動、およびプロジェクトの更新を共有して話し合うためのスペース用のセクションを含むボードを作成します。
新しいファイルを作成する
最初に、新しいFigJamファイルを作成しましょう。
この操作を実行するには、ファイルブラウザーの[FigJamファイルを新規作成]タイルをクリックするか、ブラウザーのアドレスバーに「figjam.new
」または「figma.com/jam
」と入力します。
セクションを追加する
次に、いくつかのセクションを追加しましょう。セクションを使用すると、ボード上のオブジェクトを簡単に整理できます。
- 下のツールバーのをクリックするか、⇧ShiftSを押します。
- ボード上でクリックし、ドラッグしてセクションを作成します。付箋、シェイプ、画像のすべてが収まる形とサイズにしてください。
セクションを複製する
このセクションを複製して合計で5つのセクションを作成します。そのためには、⌘Command/ControlDを押し、新しいセクションをボード上の適切な場所にドラッグします。
セクションのプロパティメニューのカラーピッカーを使用して、それぞれのセクションに異なる色を割り当てます。
セクションの名前を変更する
ここでは、この週次同期ミーティングをいくつかの活動に分け、各セクションにその内容を示す名前を付けます。最初のセクションには「出席確認」という名前を付けましょう。
- セクションを選択します。
- をクリックするか、タイトルフィールドをダブルクリックします。
- 「出席確認」と入力し、Return/Enterを押します。
- 残りの4つのセクションに、「Show & Tell」、「一般リマインダー」、「プロジェクトの更新」、「今週の質問」という名前を付けます。
ウィジェットを追加する
ウィジェットは、FigJamボードに追加できるカスタムオブジェクトです。さまざまなツール、外部アプリケーションからのデータ、または新しいプレイ方法を使用してセッションをレベルアップできます。
[出席確認]セクションで、フォトブースウィジェットを追加して、チームが各自のセルフィーをボードに追加できるようにします。
- 下部のツールバーにある最近のウィジェットとステッカーのスタックで[その他]をクリックします。
- [ウィジェット]タブで、「フォトブース」を検索します。
- ボードに追加するウィジェットを選択し、[出席確認]セクションにドラッグします。
- 赤いボタンをクリックし、ポーズをとります。
さらに、タイムラインウィジェットを[プロジェクトの更新]セクションに追加して、チームのワークロードを視覚化し、更新を提供し、妨害要因を話し合うことができるようにします。最後に、AsanaまたはJiraウィジェットを使用して未処理のタスクを埋め込みます。
付箋を追加する
次に、会社からの更新やチーム向けの更新用の[一般リマインダー]セクションを使用します。いくつかのプレースホルダー付箋を追加するか、チームで知っておきべきことをメンションします。
- ツールバーのをクリックするか、Sを押します。
- ボード上の領域をクリックして、付箋を配置します。
- 入力を開始します。
デフォルトでは、ボードに追加した付箋には自分の名前が付けられます。ただし、付箋を選択したときにをクリックし、プロパティメニューからこれをオフにすることができます。
画像を追加
[Show & Tell]セクションは、週末に何をしたかなど、個人的なハイライトを共有するために使用します。自分の画像や付箋をこのセクションに追加して、ミーティングの前に会話を始めましょう。これで、この会議の参加者全員にこのセクションの使い方が示されます。
画像を追加するには、コンピューターからファイルをドラッグアンドドロップするか、次の操作を行います。
- ツールバーの最近使用したアイコンにカーソルを合わせます。
- [その他]ボタンをクリックして、モーダルを開きます。
- [その他]タブを選択します。
- [画像]を選択します。
- コンピューターから画像を選択します。
ビューポートの中央に画像が配置されます。配置された画像は、編集したり、ボード上で移動したりできます。
クリップボードから画像を貼り付けることも、キーボードショートカットの⌘ Command⇧ShiftK/ControlShiftKを使用して画像を追加することもできます。
スタンプを追加する
ボードに配置した画像に自分のスタンプを追加して、画像を配置したことを他のメンバーに知らせましょう。
スタンプを追加するには:
-
スタンプツールを選択します。これを行うには、いくつかの方法があります。
- ツールバーでをクリックします。
- キーボードショートカットのEを押します。
- ボードを右クリックし、[スタンプ]を選択します。
-
スタンプホイールから自分のスタンプをクリックします。
-
ボードまたはオブジェクトをクリックしてスタンプを配置します。
アカウントにアバターを追加していない場合は、イニシャルがスタンプになります。
楽しむ
最後に、私たちは「今週の質問」のためのセクションを作るのが大好きです。この活動は、仕事上の話が終わった後に人間レベルで互いをつなぐのに役立ちます。通常は、リアクション、スタンプ、ハイタッチ、少し思慮の浅い意見の共有などが生じる結果になります。たとえば、Figmaのプロダクトエデュケーションチームは、バナナの最善の成熟度に同意できないようです。
今週は次回のチームオフサイトで何をするかを決める必要があるため、セクションに上位3つの提案を追加し、ミーティング中に投票セッションを行って1つを選びたいと思います。これはミーティングが終了するまで秘密にしておきたいので、セクションを選択し、をクリックして、そのときになるまでコンテンツを非表示にしておきます。
ボードをテンプレートとして保存する
同じファイル内の特定の期間のすべての同期ミーティングを参考用に保存しておくことができます。ミーティングのコアとなるセクションを選択し、[テンプレート]という新しいセクションに複製して配置しておけば、今後の週にこのファイル内でこれを使用することができます。
また、このファイルをチームテンプレートとして保存し、今後これを使用して新しいファイルを作成することもできます。
FigJamファイルをテンプレートとして公開するには:
- 上のツールバーの[共有]ボタンをクリックします。
- [公開]タブを選択し、[テンプレートとして公開]をクリックします。ファイルが下書き段階であれば、ファイルをプロジェクトに移動するよう促されます。
- テンプレートの名前、説明、サムネイル画像を入力します。
- [公開先]を組織と現在のチームのどちらにするかを選択します。組織に設定した場合、組織内の全員がテンプレートを使用できます。現在のチームに設定した場合、ファイルが属しているチームのメンバーのみがテンプレートを使用できます。
- [公開]をクリックします。
ブレインストーミング、デザイン評価、マインドマップなどの活動用の各種テンプレートをFigJamおよびFigmaコミュニティで見つけることができます。