この機能を使用できるユーザー
チームまたは組織管理者は、AIコンテンツトレーニングの設定を管理できます。
FigmaのAI機能は、すべてのプランとシートで利用可能。個人が持つ機能へのアクセス権と使用制限は、プランとシートによって異なります。
FigmaのAI機能と製品を経時的に改善するため、当社はFigmaのコンテンツを通じて、デザインコンセプトやパターン、Figmaの内部フォーマットや構造をよりよく理解するよう、モデルにトレーニングを行います。管理者はチームまたは組織単位でAI機能を有効にし、コンテンツトレーニングに参加するかどうかを選択できます。
FigmaのAI機能と製品の詳細については、こちらをご覧ください。
AIのコンテンツトレーニング設定の変更
管理者は、チームや組織のコンテンツがFigmaのAIモデルのトレーニングに使用されるかどうかを管理できます。コンテンツトレーニング設定は、チームのデータがAI機能の向上にどのように貢献するかを管理する上で役立ち、以下のレベルで適用されます。
- スタータープランおよびプロフェッショナルプランのチームレベル
- ビジネスおよびエンタープライズプランの組織レベル
注: 管理者がコンテンツトレーニングをオフにすると、新しいコンテンツと編集内容を使ったAIモデルのトレーニングは行われません。コンテンツトレーニングはAI機能へのアクセスに影響を与えません。
プランを選択して詳細な手順をご覧ください。
スターターチームではコンテンツトレーニングはデフォルトでオンになっています。
スターターチームの管理者は、チームの設定でいつでもコンテンツトレーニングをオフにすることができます。
- [ファイルブラウザ]でチームを開き、左サイドバーの[すべてのプロジェクト]をクリックします。
- チーム名の横にあるを選択し、[表示設定]を選択します。
- [設定]タブに移動し、[AI]セクションまでスクロールします。
- [AI設定を管理]を選択します。
-
[コンテンツトレーニング]をオンまたはオフに切り替えます。
プロフェッショナルチームではコンテンツトレーニングはデフォルトでオンになっています。
プロフェッショナルチームの管理者は、チームの設定でいつでもコンテンツトレーニングをオフにできます。
- ファイルブラウザで自分のチームを開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
- [コンテンツトレーニング]のオンまたはオフを切り替えます。
ビジネスプランとエンタープライズプランでは、コンテンツトレーニングがデフォルトでオフになっています。
ビジネスプランの管理者は、組織の設定でいつでもコンテンツトレーニングをオンにすることができます。
- ファイルブラウザで自分のチームを開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
- [コンテンツトレーニング]のオンまたはオフを切り替えます。
コンテンツトレーニングはAI機能へのアクセスに影響を与えません。
Figma全体でAIへのアクセスを調整する
チームまたは組織でAI機能を有効にすると、ユーザーはFigma Makeやその他のFigma AIツールを含むFigmaのAI機能を活用できます。
注: AI機能がベータ版で提供されていたときは、チームまたは組織の管理設定でAI機能へのアクセスを調整できていましたが、Figma MakeとFigma AI機能が一般公開されている2025年7月24日現在で、このベータ設定は削除されています。
ご安心ください。ベータ期間中に管理者がAI機能へのアクセスを無効にしたプランでは、管理者がアクセスを再度有効にしない限り、無効のままとなります。エンタープライズプランの管理者は、AI機能へのアクセスを管理するための追加のコントロール機能を引き続き利用できます。
プランを選択して詳細な手順をご覧ください。
管理者は、ベータ期間中に無効にされていたAI機能を有効にすることができます。AI機能をオンにすると、アカウントで永続的に有効になります。
- [ファイルブラウザ]でチームを開き、左サイドバーの[すべてのプロジェクト]をクリックします。
- チーム名の横にあるを選択し、[表示設定]を選択します。
- [設定]タブに移動し、[AI]セクションまでスクロールします。
- [AI設定を管理]を選択します。
- ここでは、AI機能が現在無効かどうかを確認できます。無効になっている場合は、[AIを有効にする]を選択してアクセスを許可することができます。
チームまたは組織の管理者は、ベータ版でAI機能が無効にされていた場合でも、管理者設定でAI機能を有効にすることができます。ワークスペースおよびチームの管理者は、この設定にアクセスすることができません。AI機能をオンにすると、アカウントで永続的に有効になります。
- [ファイルブラウザ]で自分の組織を開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開き、[AI]セクションまでスクロールします。
- ここでは、AI機能が現在無効かどうかを確認できます。無効になっている場合は、[AIを有効にする]を選択してアクセスを許可することができます。
組織の管理者は、組織の管理設定でAI機能をいつでも有効または無効にすることができます。ワークスペースおよびチームの管理者は、この設定にアクセスすることができません。
- [ファイルブラウザ]で自分の組織を開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開き、[AI]セクションまでスクロールします。
- 組織向けにAI機能を有効または無効にすることを選択してください。
AI機能がオンになっている場合: メンバーは、編集可能なファイルを開いている限り、自分のシートに関連する任意のAI機能や製品を使用できます。組織のゲストは、トグルがオンになっている場合でもAI機能を使用することはできません。
AI機能がオフになっている場合: メンバーは組織内のAI機能や製品にアクセスできなくなります。これにより、組織外のスペースにおけるAI機能の使用が妨げられることはありません。
データのプライバシーとセキュリティ
Figmaでは、あなた、あなたの会社、そしてあなたの顧客にとって、あなたのデータがいかに重要であるかを理解しています。私たちのモデル開発プロセスは、あなたのプライバシーと機密情報を保護するようにデザインされています。
Figmaは、お客様のコンテンツ、コンセプト、アイデアではなく、一般的なデザインパターンとFigma固有のコンセプトやツールをモデルが学習できるよう、追加の手順を踏んでモデルをトレーニングしています。たとえば、コンテンツを匿名化し、テキストや画像から機密情報を削除します。
お客様のデータを保護する方法についての詳細はこちらを参照してください。
よくある質問
私はFigmaエデュケーションまたはFigma for Government (行政機関向けFigma)のアカウントです。これは私にとってどのような意味がありますか?
- Figmaエデュケーションアカウントのユーザーの場合、FigmaのAI機能、製品、設定は現時点で有効になっていません。
- 政府機関向けのFigmaソリューションを使用している組織の場合、FigmaのAI機能、製品、設定は現時点で有効になっていません。
Figmaは
をAIモデルのトレーニングに使用することはありません。コンテンツトレーニング設定はどのように機能し、オフにするとどうなりますか?
コンテンツは弊社がより優れたより有用なエクスペリエンスを構築するために役立ちますが、お客様がご自身のコンテンツをAIトレーニングのためにFigmaと共有するかどうかは任意です。管理者は、コンテンツトレーニングの設定で、AIモデルのトレーニングにコンテンツを使用するかどうかを指定できます。スターターアカウントとプロフェッショナルアカウントでは、トレーニングにコンテンツを使用するかどうかをチームレベルで設定します。
2024年8月15日よりコンテンツトレーニングが有効になりました。この日以降、管理者がコンテンツトレーニングをオフにすると、新しいコンテンツや編集内容を使ったAIモデルのトレーニングは行われません。
FigmaのAIではどのサードパーティモデルを使用していますか?
Figmaは、OpenAIなど複数のベンダーと協力して、AIモデルの運用、構築、微調整を行うとともに、FigmaのAI機能を強化するためのデータ処理も行っています。AI機能の強化に使用されるサブプロセッサーのリストについてはこちらをご覧ください。
AIモデルのトレーニングに個人のドラフトコンテンツを利用しますか?
チームに編成されたドラフトは、そのチーム内の他のファイルと同じように扱われ、コンテンツトレーニングが「オン」に設定されている場合のみ、AIモデルのトレーニングに使用されます。コンテンツのトレーニング設定は管理者が行います。FigmaがAIモデルのトレーニングにコンテンツのドラフトを使用しないことを希望する場合は、以下を行ってください。
- コンテンツトレーニングをオフにするか、管理者に依頼する
- コンテンツトレーニングが「オフ」に設定されているスタータープランまたは有料チームにドラフトを移動する
プライバシーと秘密情報をFigmaがどのように保護しているのか教えてください?
Figmaでは、あなた、あなたの会社、そしてあなたの顧客にとって、あなたのデータがいかに重要であるかを理解しています。私たちのモデル開発プロセスは、あなたのプライバシーと機密情報を保護するようにデザインされています。
すべての顧客データについて、私たちは次のように扱います。
- 静止中および転送中のすべてのデータを暗号化
- 顧客データへの不正アクセスを防ぐために設計されたセキュリティ対策を使用
- 誰がデータを閲覧およびアクセスできるかに関するカスタマイズされた権限とユーザーアクセス制御を適用
サードパーティ企業と協力してデータを処理する場合、Figmaは、以下を実施しています。
- 顧客がFigmaプラットフォーム上にアップロードまたは作成したデータを、サードパーティのモデルプロバイダーが自社のモデルのトレーニングに使用することを禁止する
- ベンダーがデータを保存できる期間を制限する。OpenAIなどのサードパーティモデルプロバイダーは、リクエストを処理してAI機能を有効にするために、データを一時的に保存するか、場合によっては一切保存しません
Figmaは、お客様のコンテンツ、コンセプト、アイデアではなく、一般的なデザインパターンとFigma固有のコンセプトやツールをモデルが学習できるよう、追加の手順を踏んでモデルをトレーニングしています。たとえば、コンテンツを匿名化し、テキストや画像から機密情報を削除します。
Figmaのセキュリティプラクティスについて詳しくは、こちらをご覧ください。
他に質問はありませんか?
AIの設定についてご不明な点がございましたら、下記のフォームフィールドからサポートチームにリクエストを送信してください。最善のサポートをお届けします。
- [問題を選択してください]の下の[データのプライパシーとコンテンツトレーニング]を選択します。
- [必要なサポート]の下の[コンテンツトレーニング]をクリックします。