AI機能とコンテンツトレーニング設定の管理
設定可能なユーザー
AI機能と管理者設定はすべてのプランで利用できます
AI機能は現在すべてベータ版で少しずつ段階的にユーザーに提供されます。時間をかけてFigmaのAI機能を改善していくために、デザインのコンセプトとパターン、Figmaの内部形式と構造をよりよく理解するモデルをFigmaコンテンツを通してトレーニングしています。これらの機能をチームで使用するかどうかやコンテンツトレーニングに参加するかどうかは管理者が管理できます。 FigmaのAIに対するアプローチの詳細→
Figmaの各製品のAI機能の詳細については以下のリンクからご覧ください。
FigmaデザインでのAIの使用→
FigJamでのAIの使用→
Figma SlidesでのAIの使用→
管理者によるAI管理の仕組み
管理者にはAIの使用とコンテンツトレーニングの管理権限があります。管理の変更は2つの新設定項目で行います。この設定はいつでもオンまたはオフにできます。この設定では次の管理を行います。
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AI機能へのアクセス
- AI機能はすべてのプランでデフォルトで「オン」に設定されています
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コンテンツトレーニング
- スタータープランとプロフェッショナルプランでは、コンテンツトレーニングはデフォルトで「オン」に設定されていますが、管理者がオプトアウトできます
- ビジネスプランとエンタープライズプランでは、コンテンツトレーニングはデフォルトで「オフ」に設定されています
スタータープランとプロフェッショナルプランにはチームレベルの設定が、ビジネスプランとエンタープライズプランには組織レベルの設定があります。
ビジネスプランとエンタープライズプランの顧客契約は概して通常より複雑で特定の要件と制限があるため、異なるデフォルト設定を選択しました。なお、2024年6月26日より前に「Figma AIとFigJam AI」をオフにしたチームでは、この2つの新しい設定はデフォルトで「オフ」です。
Figma全体でのAI機能へのアクセスの変更
管理者はいつでもAI機能の設定を変更でき、すべての変更が直ちに適用されます。AI機能をオフにすると、チームまたは組織内のユーザーはチームまたは組織のファイルでAI機能にアクセスしたり使用したりできません。オンにすると、ユーザーはアクセスしたAI機能を使用することができます。製品とプランごとに利用可能なAI機能の詳細→
プランを選択して詳細な手順をご覧ください。
- ファイルブラウザのページ左側で自分のチームの名前を探して[すべてのプロジェクト]を選択します。
- ページ中央のチーム名の横にあるをクリックして[設定を表示]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションを探します。
- [AI機能]のオンまたはオフを切り替えます。
AI機能をオンにすると: フルシートを持つユーザーは、編集可能なファイルで作業している限り、スタータープランで利用可能なAI機能をすべて使用できます。
AI機能をオフにすると: ユーザーはチーム内でAI機能にアクセスできなくなります。これによって、チーム外のスペースでAI機能の使用が妨げられることはありません。
- ファイルブラウザで自分のチームを開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
- [AI機能]のオンまたはオフを切り替えます。
AI機能をオンにすると: フルシートを持つユーザーは、編集可能なファイルで作業をしている限り、すべてのAI機能を使用できます。
AI機能をオフにすると: ユーザーはチーム内ではAI機能にアクセスできなくなります。これによって、チーム外のスペースでAI機能の使用が妨げられることはありません。
- ファイルブラウザで自分の組織を開いて左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
- [AI機能]のオンまたはオフを切り替えます。
AI機能をオンにすると: フルシートを持つメンバーは、編集可能なファイルで作業している限り、すべてのAI機能を使用できます。組織のゲストは、この設定がオンになっている場合でもAI機能を使用することはできません。
AI機能をオフにすると: メンバーは組織内ではAI機能にアクセスできなくなります。これによって、組織外のスペースでAI機能の使用が妨げられることはありません。
AIのコンテンツトレーニング設定の変更
管理者にはトレーニングにチームのコンテンツデータを使用するかどうかを管理する権限があります。
FigmaのAIに対するアプローチの詳細→
注: 管理者がコンテンツトレーニングをオフにすると、新しいコンテンツと編集内容を使ったAIモデルのトレーニングは行われません。
プランを選択して詳細な手順をご覧ください。
スターターチームではコンテンツトレーニングはデフォルトでオンになっています。
スターターチームの管理者はチームの設定でいつでもコンテンツトレーニングをオフにできます。コンテンツトレーニングはAI機能へのアクセスに影響を与えません。
- ファイルブラウザのページ左側で自分のチームの名前を探して[すべてのプロジェクト]を選択します。
- ページ中央のチーム名の横にあるをクリックして[設定を表示]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションを探して[AI設定を管理]をクリックします。
- [コンテンツトレーニング]のオンまたはオフを切り替えます。
プロフェッショナルチームではコンテンツトレーニングはデフォルトでオンになっています。
プロフェッショナルチームの管理者はチームの設定でいつでもコンテンツトレーニングをオフにできます。コンテンツトレーニングはAI機能へのアクセスに影響を与えません。
- ファイルブラウザで自分のチームを開いて、左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
- [コンテンツトレーニング]のオンまたはオフを切り替えます。
ビジネスプランとエンタープライズプランではコンテンツトレーニングはデフォルトでオンになっています。
コンテンツトレーニングはAI機能へのアクセスに影響を与えません。
- ファイルブラウザで自分の組織を開いて左サイドバーの[管理者]をクリックします。
- [設定]タブを開いて[AI]セクションまでスクロールします。
-
[コンテンツトレーニング]のオンまたはオフを切り替えます。
データのプライバシーとセキュリティ
Figmaでは、お客様のデータがお客様ご自身やお客様の会社、そしてお客様の顧客にとってどれほど重要であるかを理解しています。そのため、Figmaのモデル開発プロセスは、お客様のプライバシーと機密情報を保護するように設計されています。
Figmaでは、お客様のコンテンツ、コンセプト、アイデアではなく、一般的なデザインパターンとFigma固有のコンセプトやツールをモデルが学習できるように、追加的な手順を踏んでモデルをトレーニングしています。たとえば、コンテンツを匿名化し、テキストや画像から機密情報を削除します。
お客様のデータを保護する方法についての詳細はこちらを参照してください。
よくある質問
私は教育のためのFigmaまたはFigma for Government (行政機関のためのFigma)のアカウントです。これは私にとってどのような意味がありますか?
- Figmaの規約ではAI機能の使用には13歳以上であることが求められます。この規約を確実に遵守するため、AI機能とその設定は小・中学校から高校までの教育機関に所属しているユーザーに対しては有効にはなりません。
- Figma for Governmentソリューションを利用している組織では、AI機能およびその設定は有効にはなりません。
Figmaは
をAIモデルのトレーニングに使用することはありません。2024年6月26日より前にAI機能をオフにした場合、設定はどうなりますか?
2024年6月26日より前に「FigmaおよびFigJam AI」の設定をオフにしたチームは、プランの種類にかかわらず、コンテンツトレーニングはデフォルトで「オフ」です。また、AI機能の設定はオフのままです。
コンテンツトレーニング設定はどのように機能し、オフにするとどうなりますか?
コンテンツは弊社がより優れたより有用なエクスペリエンスを構築するために役立ちますが、お客様がご自身のコンテンツをAIトレーニングのためにFigmaと共有するかどうかは任意です。管理者は、コンテンツトレーニングの設定で、AIモデルのトレーニングにコンテンツを使用するかどうかを指定できます。スターターアカウントとプロフェッショナルアカウントでは、トレーニングにコンテンツを使用するかどうかをチームレベルで設定します。
2024年8月15日よりコンテンツトレーニングが有効になりました。この日以降、管理者がコンテンツトレーニングをオフにすると、新しいコンテンツや編集内容を使ったAIモデルのトレーニングは行われません。
FigmaのAIではどのサードパーティモデルを使用していますか?
Figmaは、OpenAIなど複数のベンダーと協力して、AIモデルの運用、構築、微調整を行うとともに、FigmaのAI機能を強化するためのデータ処理も行っています。AI機能の強化に使用されるサブプロセッサーのリストについてはこちらをご覧ください。
AIモデルのトレーニングにユーザーのドラフトのコンテンツを使用していますか?
チームごとに分けられたドラフトは、そのチーム内の他のファイルと同じように扱われ、コンテンツトを使用したトレーニングが「オン」に設定されている場合のみAIモデルのトレーニングに使用されます。コンテンツトレーニングの設定は管理者が行います。FigmaがAIモデルのトレーニングにコンテンツのドラフトを使用しないことを希望する場合は、以下を行ってください。
- 自身でまたは管理者に依頼して、コンテンツトレーニングの設定をオフにする
- コンテンツトレーニングが「オフ」に設定されているスタータープランまたは有料チームにドラフトを移動する
プライバシーと秘密情報をFigmaがどのように保護しているのか教えてください?
Figmaでは、お客様のデータがお客様ご自身やお客様の会社、そしてお客様の顧客にとってどれほど重要であるかを理解しています。そのため、Figmaのモデル開発プロセスは、お客様のプライバシーと機密情報を保護するように設計されています。
Figmaは、すべての顧客データについて、以下を実施しています。
- すべての保存データと転送中のデータを暗号化する
- 顧客データへの不正アクセスを防ぐために設計されたセキュリティ対策を使用する
- 誰がデータを閲覧およびアクセスできるかに関するカスタマイズされた権限とユーザーアクセス制御を適用する
サードパーティ企業と協力してデータを処理する場合、Figmaは以下を実施しています。
- 顧客がFigmaプラットフォーム上にアップロードまたは作成したデータをサードパーティのモデルプロバイダーが自社のモデルのトレーニングに使用することを許可しない
- ベンダーがデータを保存できる期間を制限する。OpenAIなどのサードパーティモデルプロバイダーは、リクエストを処理してAI機能を有効にするために、データを一時的に保存しますが、一切保存しない場合もあります。
Figmaでは、お客様のコンテンツ、コンセプト、アイデアではなく、一般的なデザインパターンとFigma固有のコンセプトやツールをモデルが学習できるように、追加的な手順を踏んでモデルをトレーニングしています。たとえば、コンテンツを匿名化し、テキストや画像から機密情報を削除します。
Figmaのセキュリティプラクティスについて詳しくはこちらをご覧ください。
他に質問はありませんか?
AIの設定についてご不明な点がございましたら、下記のフォームフィールドからサポートチームにリクエストを送信してください。最善のサポートをお届けします。
- [問題を選択してください]の下の[データのプライパシーとコンテンツトレーニング]を選択します。
- [必要なサポート]の下の[コンテンツトレーニング]をクリックします。