トラブルシューティングのチェックリスト
トラブルシューティングプロセスの一環として、セットアップに関して確認が必要になることがいくつかあります。よくあるトラブルシューティングタスクをリストにまとめましたので、問い合わせる前に確認してください。
以下のクイックフィックスをお試しください
以下を行うことでパフォーマンスを改善し、ほとんどの問題を解決できます。
- 使用していないFigmaのタブを閉じます
- ブラウザ: Figmaを強制終了して、新しいブラウザウィンドウで開きます。
- デスクトップアプリ: Figmaデスクトップアプリを強制終了して再起動します。
- マルチプレイヤーカーソル、レイアウトグリッド、エフェクトをトグルオフします
- ファイルを分割してメモリー使用量の削減します
- デスクトップアプリのキャッシュをクリアする→
Figmaの使用要件を確認する
まず、現在の設定がFigmaの要件を満たしていることを確認します。
インターネット接続を確認する
Figmaには信頼性が高く安定したインターネット接続が必要です。オフラインでできるアクティビティーはありますが、オフライン専用のバージョンやモードはありません。
接続の信頼性が低い場合、または断続的に帯域幅が制限される場合、Figmaでのパフォーマンスが影響を受けます。次のような状況となります。
- ファイルの読み込みに時間がかかる
- 画像が低解像度バージョンになる
- キャンバスでのパンおよびズーム操作が遅延する
Figmaでは、低帯域幅時の動作について積極的に改善に取り組んでいます。サポートチームにご連絡いただき状況をお知らせください。またはバグレポートを送信してください。
対応ブラウザおよびオペレーティングシステムの最新バージョンを使用していることを確認する
Figmaでは、Chrome、Firefox、Safariなど、ブラウザの安定したリリースバージョンのみをサポートしています。開発者版、早期アクセス版、またはベータ版のブラウザはサポートしていません。
問題が発生したときは、実行しているブラウザが最新のバージョンであることを確認してください。使用しているブラウザとオペレーティングシステムのバージョンは、What's my Browserで調べることができます。
Web GLが有効でグラフィックカードが最新であることを確認する
FigmaはWebGLを使用してビルドされています。Figmaを使用するには、WebGLを有効にする必要があります。お使いのブラウザにWebGLがインストールされていて有効になっていることを確認するには、https://webglreport.com/にアクセスしてください
注: WebGLが有効になっている場合、Chromeの拡張機能がWebGLをブロックしている可能性があります。
64ビットバージョンのWindowsを実行していることを確認する
Figmaデスクトップアプリは64ビット環境で実行する必要があります。32ビット環境のマシンはサポートされていません。
使用可能なメモリが十分あることを確認する
どのブラウザにもアクティブメモリーに上限があります。これはデバイスによっても異なりますが、一般的な理解としては、ブラウザのタブごとのアクティブメモリーの上限は2 GBとなります。
メモリー使用量は、利用可能なメモリーに対する百分率で測定されます。メモリー使用量を常に把握できるように、特定のしきい値(60%,、75%、100%)になるとバナーとアラートを表示します。
ファイルがメモリー制限の100%
に達すると、ファイルがロックされ、使用可能なメモリーがないことが通知されます。影響を受けたファイルにアクセスするには、メモリー使用量を削減 →することが必要になります。
ネットワーク設定を確認する
VPN(仮想プライベートネットワーク)またはプロキシサービスを介してFigmaにアクセスすることはできません。一部のブラウザ拡張機能はFigmaにアクセスする際に問題を引き起こす可能性があります。
FigmaをVPNやプロキシで使用したい場合は、Figmaをセーフリストに追加できます。
VPN、プロキシ、またはブラウザ拡張機能では以下のようなエラーメッセージが表示される可能性があります。
一般的な問題を確認する
以下のような一般的な問題が発生している場合は、問題を選択し、詳細なトラブルシューティング手順をご覧ください。
サポートチームに問い合わせる
それでも問題が解決しない場合は、Figmaサポートから診断テストの実行を依頼されます。これらの各テストのステップバイステップの手順をまとめました。
- コンソールログのエクスポート
- ネットワークログのエクスポート
- Chromeのパフォーマンスプロファイルの記録
- グラフィックカードの仕様を確認する
- Figmaデスクトップアプリのデバッグログのダウンロード
バグレポートの送信
それでも問題を解決できない場合は、Figmaまでお知らせください。詳しくは、バグレポートを送信するについての記事をご覧ください。