ファイルが開かない
ファイルが開かない理由はいくつかあります。このガイドでは、よくある状況と取り得る解決方法について説明します。
何が表示されていますか?
404エラーページまたは「権限がありません」
ファイルリンクを開くと404ページが表示される場合、最も可能性の高い原因は次の2つです。
- ファイルへのアクセス権がない
- ファイルが削除されている
以下の確認を行うことをお勧めします。
- 正しいアカウントでログインしたことを確認する
- ファイルを表示または編集するための招待を正しいアカウントで承諾したことを確認する
- 削除済みファイルをチェックして、ファイルをそこで見つけられるか確認する
- オーナーに連絡してファイルへのアクセス権を回復する
メモリーアラートまたはエラー
どのブラウザにもアクティブメモリーに上限があります。これはデバイスによっても異なりますが、一般的な理解としては、ブラウザのタブごとのアクティブメモリーの上限は2 GBとなります。
メモリー使用量は、利用可能なメモリーに対する百分率で測定されます。メモリー使用量を常に把握できるように、特定のしきい値(60%,、75%、100%)になるとバナーとアラートを表示します。
ファイルがメモリー制限の100%
に達すると、ファイルがロックされ、使用可能なメモリーがないことが通知されます。影響を受けたファイルにアクセスするには、メモリー使用量を削減 →することが必要になります。
その他
空白のページやキャンバス、またはまったく別のものが表示されていますか? 次のセクションに進みます。
対応方法
404メッセージやメモリーアラートの表示ではない場合、次のようなアクションを行うとパフォーマンスが向上します。
接続していることの確認
Figmaには信頼性が高く安定したインターネット接続が必要です。オフラインでできるアクティビティーはありますが、オフライン専用のバージョンやモードはありません。
オフラインの場合、次のことができません。
- 既存のファイルを開くこと(オンラインの間に開いた場合を除く)
- オンラインの間にロードしていなかったページへのアクセス
- 開いているファイルへの他のコラボレーターによる更新を取得すること
- ライブラリからコンポーネントを検索するか、ライブラリからインスタンスを挿入する
- 新しいプラグインをインストールするか、外部ブラウザAPIを必要とするプラグインを実行する
- ファイルのバージョン履歴を表示するか、新しいバージョンを作成して、変更をFigmaに保存する
- マルチプレイヤー機能を使用する
Figmaを更新または再起動する
- 使用していないFigmaのタブを閉じます。
- ブラウザまたはデスクトップアプリを再起動する:
- ブラウザ: ブラウザアプリケーションを閉じて、新しいブラウザウィンドウでFigmaを開きます。
- デスクトップアプリ: Figmaデスクトップアプリを強制終了して、再起動します。
デスクトップアプリのキャッシュをクリアする
Figmaがあるべき動作をしない状態になることがあります。たとえば、デスクトップアプリで新機能を見ることもアクセスすることもできなくなることがあります。
デスクトップアプリのキャッシュをクリアすれば、Figmaを復活させることができます。これにより、自動保存データや一時ファイルなどのキャッシュファイルが消去されます。
ファイルに保存されていない変更がある場合には、まずそのファイルをブラウザで開くことをお勧めします。これによってすべてのオフライン時の変更が同期されるので、データが失われることはありません。
- アプリバーのヘルプメニューを選択します。
- [トラブルシューティング] > [キャッシュをクリアして再起動]に進みます。
このメニューにアクセスできない場合は、以下の手順で、ターミナルからアプリキャッシュをクリアしてください。
- デスクトップアプリを閉じます。
- Terminal.appを開きます
- 次のコマンドを入力します。
rm -rf "$HOME/Library/Application Support/Figma/Desktop"
そしてReturnを押します。 - デスクトップアプリを再起動します
- 上部のツールバーの右側で下向き矢印をクリックし、メニューを開きます。
- [ヘルプ] > [トラブルシューティング]に移動し、[キャシュをクリアして再起動]を選択します。
このメニューにアクセスできませんか? スタートメニューからアプリのキャッシュをクリアします。
- デスクトップアプリを閉じます。
- [スタート]メニュー開きます。
- 文字列
「%APPDATA%\\\\Figma」
を貼り付けます - Enterを押してウィンドウを開きます
- DesktopフォルダとDesktopProfileフォルダが存在する場合は、削除します。
- Figmaデスクトップアプリを起動します
コンソールログをチェックする
Chromeのデベロッパーツールのコンソールログは、ブラウザが行ったあらゆるアクションを記録します。失敗したアクションがある場合は、コンソールログに赤色で表示されます。
もしエラーがあれば、Figmaのサポートチームとコンソールログのコピーを共有することができます。この情報は、サポートチームがエラーメッセージを見つけ、診断するのに役立ちます。
ショートカットを使用して、ブラウザまたはデスクトップアプリでデベロッパーツールを開きます:
- Mac: Command Option I
- Windows: Ctrl Shift I
サポートとのファイルの共有
ファイルを開けない問題が解決しない場合は、問い合わせいただくか、バグの報告をしてください。トラブルシューティングのお手伝いと問題の特定のため、多くの場合サポートチームからさらに質問させていただきます。
コンソールログをチェックしてエラーが見つかった場合は、バグレポートにコンソールログのエクスポートを含めてください。
問題が特定のファイルで発生している場合は、バグレポートを提出する際に、影響を受けるFigmaファイルへのリンクを含めてください。
サポートチームは、デフォルトではメンバーのファイルにアクセスすることはできません。ユーザーはファイルを公開することも、サポートチームを招待することもできます。サポートチームに連絡すると、その方法について具体的な指示が与えられます。Figmaの従業員がユーザーのアカウントにアクセスしても、ユーザーに費用は請求されません。