コミュニティの公開権限
コミュニティプロフィールは、Figmaコミュニティ用に作成されたファイル、プラグイン、ウィジェットを紹介するものであり、個人クリエイター、チーム、または組織でプロフィールを作成できます。
ファイルの場所、権限、プランの階層はすべて、あなたがコミュニティプロフィールに公開できるかどうかを決定する要因となります。
プロフィールに公開する
注: チームまたは組織の管理者であれば、複数のプロフィールに公開できる可能性があります。公開プロセス中に、どのプロフィールに公開するかを選択できます。
パーソナルプロフィール
パーソナルプロフィールに公開できるユーザーは誰ですか?
Figmaアカウントを持っている人なら誰でもパーソナルプロフィールを作成できます。Figmaアカウント(メールアドレス)ごとに1つのプロフィールを作成できます。
ファイルの編集可
アクセス権を持つユーザーは、そのファイルを自分のプロフィールに公開できます。
編集可
アクセス権があるファイルを公開できます。これには、ドラフト、チーム、共有プロジェクト内のファイルが含まれます。
ファイルへの編集アクセス権がある場合に限り、既存のコミュニティファイルに最新情報を公開することもできます。これには、リソースのタグや説明に対する変更の公開、作成者の追加または削除が含まれます。
個人用アカウントと仕事用アカウントの両方をお持ちの場合は、プロフィールのコネクションを追加できます。これにより、複数のアカウントからのリソースを1つのコミュニティプロフィールに公開することができます。
組織の一員である場合、組織内で作成したファイルやプラグインはその組織に帰属します。つまり、組織のリソースを公開できるのは、特定のユーザーに限られます。
-
デフォルトでは、組織のリソースをパーソナルプロフィールに公開することはできません。組織外のチームまたは個人のFigmaアカウントに切り替えて、リソースを自分のパーソナルプロファイルに公開します。組織管理者は、[管理]>[設定]>[その他]に移動し、コミュニティファイルの公開設定を有効にすることで、他の組織管理者のパーソナルプロフィールへの公開を有効にすることもできます。
- 組織プロフィールにリソースを公開できるのは、組織管理者だけです。このプロセスの一環として、組織管理者は組織のメンバーを作成者として追加できます。作成者としてリストされるには、仕事用アカウントにリンクされたコミュニティプロフィールが必要です。
- 組織チームも独自のチームコミュニティプロフィールを持つことができます。チーム管理者であれば、そのチームのファイルをチームのプロフィールに公開できます。チーム管理者は組織のメインプロフィールにリソースを公開できません。
ヒント: コミュニティプロフィールは複数のFigmaアカウントに接続することができます。仕事用アカウントと個人用アカウントの両方を持っている場合、それらを同じプロフィールに接続することができます。
これにより、組織外のスターターチームやプロフェッショナルチーム、個人アカウントからファイルやプラグインを公開することができます。組織管理者は、組織リソースの作成者としてあなたを登録することもできます。
会社を退職したり、組織から外れた場合は、プロフィールから仕事用アカウントを切断することができます。
チームプロフィール
チームプロフィールに公開できるのは誰ですか?
チームオーナーと管理者のみがチームプロファイルにリソースを公開できます。
チームにはコミュニティプロフィールを設定することもできます。ファイルをチームプロフィールに公開するには、当該のファイルがそのチーム内に存在している必要があります。ファイルがドラフトや他のチームの中にある場合は、公開する前に正しいチームに移動する必要があります。
公開プロセスの一環として、チーム管理者は他のコントリビューターを作成者として追加できます。作成者は、ファイルに対して明示的な閲覧のみ
または編集可
権限を持っている必要があります。作成者としてリストされる方法の詳細 ↓
注: 一度コミュニティに公開されたファイルは、他のチームに移動できません。同じチーム内のプロジェクト間でファイルを移動することは可能です。
組織プロフィール
組織プロフィールに公開できるのは誰ですか?
組織プロファイルにリソースを公開できるのは組織管理者だけです。
組織管理者であれば、組織のコミュニティプロフィールにファイルやプラグインを公開できます。ファイルを組織プロフィールに公開するには、次の条件を満たしている必要があります。
- 組織内のチームに含まれている
- メンバーのドラフトまたは組織外のチームに含まれていない
- 非表示のチームに含まれていない
- 公開後にチーム間で移動されていない
組織管理者は、ファイルを公開する際に他のコントリビューターを作成者としてリストすることができます。作成者は、ファイルに対して明示的な閲覧のみ
または編集可
権限を持っている必要があります。
注: 組織のチームは独自のチームコミュニティプロフィールを持つこともできます。チーム管理者のみが、チームプロフィールにリソースを公開できますが、チーム管理者は組織のメインプロフィールにリソースを公開できません。
権限テーブル
ファイルの場所と権限によって、コミュニティプロフィールに公開できるかどうかが決まります。以下の表を参照して、どのプロフィールに公開できるかをご確認ください。
ドラフト
ファイル権限 | パーソナルプロフィール |
編集可 |
✓ |
閲覧のみ |
✕ |
プロフェッショナルチーム、エデュケーションチーム、スターターチーム
チームの権限 | チームプロフィール | パーソナルプロフィール |
管理者 |
✓ | ✓ |
編集可 |
✕ | ✓ |
閲覧のみ |
✕ | ✕ |
ビジネス
組織のリソース
アカウント | チームの権限 | 組織プロフィール | チームプロフィール | パーソナルプロフィール |
管理者 |
管理者 |
✓ | ✓ | ✕ |
管理者 |
編集可 |
✓ | ✕ | ✕ |
管理者 |
閲覧のみ |
✕ | ✕ | ✕ |
メンバー |
管理者 |
✕ | ✓ | ✕ |
メンバー |
編集可 |
✕ | ✕ | ✕ |
メンバー |
閲覧のみ |
✕ | ✕ | ✕ |
組織外のチーム
チームの権限 | 組織プロフィール | チームプロフィール | パーソナルプロフィール |
管理者 |
✕ | ✓ | ✓ |
編集可 |
✕ | ✕ | ✓ |
作成者の貢献
コミュニティ内の他のファイルに貢献し、そのファイルに対する権限を持っている場合、作成者としてそのファイルに追加してもらうことができます。
パブリッシャーは、公開プロセスの一環として、他のコントリビューターを作成者としてファイルに追加できます。作成者は、ファイルに対する明示的な閲覧のみ
または編集可
権限を持っている必要があります。
作成者として追加された人は、リクエストを承諾または辞退することができます。Figmaはアカウントに通知を送信します。
Figmaは、承認された作成者をファイルのコミュニティページに表示し、各作成者のプロフィールにもそのファイルを含めます。
チームまたは組織のプロフィールにファイルを公開した場合、Figmaは最初にチームまたは組織を表示し、その後に個々の作成者を表示します。
注: チーム権限に基づくファイルへのアクセス権しか持っていない場合、作成者候補のリストには含まれません。作成者のリストに載っていない人がいる場合は、まずそのユーザーをファイルに招待する必要があります。
チームの権限 | ファイル権限 | 作成者に対応 |
編集可 |
- | ✕ |
編集可 |
編集可 |
✓ |
閲覧のみ |
- | ✕ |
閲覧のみ |
閲覧のみ |
✓ |
複数のパブリッシャー
プラグインやウィジェットが公開されると、オーナーは複数のユーザーを招待してそのリソースを公開してもらうことができ、チームでプラグインやウィジェットを構築する際に役立ちます。また、パブリッシャーは以下が可能です。
- 他のパブリッシャーを招待または削除する
- リソースのアップデートを公開する
- Figmaデスクトップアプリの開発リソースリストでリソースを確認する
- パブリッシャーとしての登録を解除する
注: リソースを非公開にしたり、公開先を変更したりできるのは、リソースのオーナーのみです。
他のパブリッシャーを招待するには:
- FigmaデスクトップアプリでFigma DesignまたはFigJamファイルを開きます。
- 権限モーダルを開きます。
- をクリックし、[プラグイン]または[ウィジェット]タブを選択します。
- ドロップダウンメニューを開いて[開発]を選択します。
- プラグインまたはウィジェットの横にあるをクリックし、[権限の管理]を選択します。
- フィールドを使って、他のパブリッシャーを招待します。
- 組織ファイルから公開する場合、組織内のユーザーが提案されます。
- 他のファイルから公開する場合、そのファイルに関与しているすべてのユーザーが提案されます。
- リソースが組織に対して非公開である場合、その組織のメンバーであるパブリッシャーのみを招待できます。
- [招待を送信]をクリックします。
招待はメールとベルアイコンのアプリ内通知で送信されます。
注: 公開コミュニティリソースが組織の非公開として再公開されると、その組織のメンバーでない公開者は削除されます。