ゲストアクセスの制限または禁止
組織は、ゲストのメンバーシップ設定を使って、既存のメンバーやゲストが、組織のファイルやプロジェクト、チームを外部ユーザーと共有できるかどうかを決めることができます。
この設定は、共有されたリンクを使用してファイルを開いたり、アクセスしたりするゲストだけでなく、ゲストの招待状にも適用されます。
ゲストとは
ゲストとは、組織のいずれのドメインにも一致しないメールアドレスの外部ユーザーです。たとえば、請負業者、代理店、クライアント、外部のコラボレーターなどです。メンバーとゲストの比較→
ゲストメンバーシップ設定
ゲストメンバーシップ設定により、誰が組織に参加するかを細かく制御できます。またプライバシーやセキュリティについても安心できます。
次の3つのオプションを利用できます。
- ゲストは制限なく組織に参加できる
- ゲストは管理者に承認された場合のみ組織に参加できる
- ゲストは組織に参加できない
ゲストアクセスを許可
既存のメンバーやゲストは、ファイル、プロジェクト、またはチームへと、制限なくゲストを招待することができます。ただし、ゲストがアクセスできるのは、招待時に指定されたリソースだけです。
公開リンク共有が有効化されている場合、既存のメンバーまたはゲストがファイルリンクを共有すると、ゲストも組織のファイルを開くことができるようになります。
外部ユーザーを組織のリソースに招待すると、次のように、招待されたユーザーがゲストであることをお知らせします。
管理者の承認が必要
既存のメンバーやゲストは共有モーダルから外部ユーザーを招待できます。招待する人が[送信]をクリックすると、Figmaから管理者の承認が必要であることを示すメッセージが表示されます。
初めて組織のリソースを開いたゲストは、組織への追加をリクエストすることができます。このリクエストが承認されない限り、ファイルやプロジェクト、チームにはアクセスできません。
リクエストは担当のワークスペース管理者へ送信され、承認または却下されます。ファイルまたは招待された人の場所がワークスペース外の場合、リクエストは組織管理者に送信されます。
注: Figmaで承認が必要となるのは、ゲストを組織リソースに初めて招待する場合だけです。いったん承認されたゲストを他のリソースに招待する場合には、再度承認を得る必要はありません。
ゲストアクセスを禁止
既存のメンバーやゲストは、外部ユーザーを組織に招待できません。外部ユーザーを組織リソースに招待しようとすると、ゲストアクセスが無効化されていることを知らせるメッセージが表示されます。
注: 公開リンク共有が有効化されている場合、個々のファイル権限で許可されていれば、外部ユーザーは、リンクを介してコンテンツを閲覧できます。組織管理者は、公開リンク共有の設定を無効化することができます。
ゲストメンバーシップ設定の調整
組織管理者は、組織の[管理者]でゲストのメンバーシップを管理できます。
- Figmaで組織を開き、サイドバーの[管理者]を選択します。
- ヘッダーの[設定]を選択します。
- [外部アクセス]セクションで、[ゲストメンバーシップ]を選択します。
- ファイル、プロジェクト、チームへ外部ユーザーを招待できるユーザーを選択します。
- 外部ユーザーは組織に参加できます (デフォルト)
- 外部ユーザーの参加には管理者の承認が必要です
- 外部ユーザーは組織に参加できません
- [保存]を選択して、変更を適用します。