メンバーとゲストの比較
この機能を使用できるユーザー
ビジネスプランとエンタープライズプランでサポートされます。
組織内のすべてのメンバーがアカウントタイプを持っています。それぞれのアカウントタイプによって、組織内でアクセスできる対象が決まります。
これには、チーム、ライブラリ、プラグイン、ウィジェットなど、組織単位のリソースが含まれます。また、ブランチング、ライブラリ分析、共有フォントなどの機能もこれに含まれます。
この記事では、メンバーとゲストという2種類の主要なアカウントタイプについて説明します。
注: Figmaに存在するもう1つのアカウントタイプは管理者です。管理者は、チームや組織の中で特別な管理者権限を持つメンバーです。Figmaの管理者→
メンバー
メンバーとは、組織に所属し、組織のドメインのいずれかに一致するメールアドレスを持つユーザーを指します。
Twigmaの組織には、
twigma.com
ドメインとdev.twigma.com
ドメインが登録されています。Twigmaのメールアドレス(name@twigma.com
またはname@dev.twigma.com
)を使用して組織に参加する人すべてがメンバーとなります。
メンバーはチーム、ライブラリなど、組織内で共有されているリソースにアクセスできます。
- 組織の表示チームの表示と参照
- 組織に公開されているチームへのアクセス、または招待されたユーザーのみに設定された表示チームへの参加のリクエスト
- 他のメンバーやゲストのアクティビティを閲覧
- 組織全体のライブラリでスタイルやコンポーネントにアクセス
- (アクセスできるライブラリの)ライブラリアナリティクスを閲覧
- 組織ファイルの共有フォントにアクセス
- 組織ファイルのプライベートプラグインを使用
メンバーのFigmaデザインとFigJamシート、および個々のチームに対する権限は、メンバーがこれらのリソースと対話する方法に影響を与えます。
メンバーは、次のようにさまざまな方法で組織に追加できます。
- 組織自体に追加する
- 特定のチーム、プロジェクト、またはファイルに招待する
- ドメインキャプチャを使用して、既存のFigmaアカウントを持つメンバーをインポートする
- SAML SSO を介してユーザーをプロビジョニングし、認証する
ゲスト
組織内で、その組織のメールアドレスを持っていないユーザーはすべてゲストと呼ばれます。ゲストは、組織のドメインのいずれにも一致しないメールアドレスを持つ外部ユーザーで、請負業者、代理店、クライアント、外部のコラボレーターなどが含まれます。
Twigmaは、組織に
twigma.com
ドメインを登録しています。TwigmaはDsgnSystmという代理店と協力しており、同社はTwigma組織内の特定のチームに招待されています。DsgnSystmのコラボレーターはdsgnsystm.com
のメールアドレスを持っているものの、twigma.com
のメールアドレスは持っていないため、ゲストとなり、招待されたチーム以外のチームやリソースにはアクセスできません。
組織に対するゲストのアクセス権は限定されていて、招待されたリソースにしかアクセスできません。したがって、組織のチームを閲覧したり、フォントやプラグイン、ライブラリアナリティクスなどの共有リソースにアクセスしたりすることはできません。
チームやファイル、プロジェクトにゲストを招待する際には権限を設定します。メンバーと同様、ゲストもリソースごとに異なる権限を持つことができます。また、ゲストは製品ごとに、閲覧者、限定閲覧者、またはフルシートを持ちます。
エンタープライズプランでは、組織管理者が組織に参加するユーザーに与えるデフォルトのシートタイプを設定できます。デフォルトのシートタイプは、メンバーとゲストの両方に適用されます。
注意: ゲストをメンバーにすることはできません。メンバーになるには、組織のドメインと一致するメールアドレスが必要です。
アクション |
ゲスト | メンバー |
---|---|---|
SAML SSOを使ってログイン |
✕ | ✓ |
招待されたチーム、プロジェクト、またはファイルへのアクセス |
✓ | ✓ |
他のメンバーやゲストをリソースへ招待 (ゲストアクセスが許可されている場合) |
✓ | ✓ |
FigJamオープンセッションに参加 |
✓ | ✓ |
リンクの共有を介して、FigJamファイル、またはFigmaデザインファイルへアクセス |
[リンクを知っているユーザー全員]に設定されたファイルのみ | [リンクを知っているユーザー全員]、[組織のユーザー全員]、または[リンクを知っている組織のユーザー全員]のいずれかに設定されたファイル |
他のメンバーやゲストを閲覧 |
✕ | 組織内のメンバーやゲストを検索可能 |
組織の表示チームをすべて表示 |
✕ | ✓ |
組織のチームへのアクセスまたは参加のリクエスト |
✕ | ✓ |
組織に新しいチームを作成 |
✕ | ✓ |
組織全体のライブラリを使用 |
ソースファイルに招待された場合 | ✓ |
組織のプライベートプラグインを使用 |
✕ | ✓ |
組織の共有フォントを使用 |
✕ | ✓ |
(アクセス可能なファイルについての)ライブラリアナリティクスの閲覧 |
✕ | ✓ |
組織のチームのチーム管理者になる |
✕ | ✓ |
組織としてコミュニティに公開 |
✕ | ✕ |
組織管理者になる |
✕ | ✓ |