FigJamでの投票セッションの実施
- プロフェッショナル、エデュケーション、ビジネス、エンタープライズのチームメンバーなら、誰でも投票セッションを開始できます。
- 編集可のアクセス権を持つ人なら誰でも投票セッションに参加できます。これには、オープンセッションのビジターも含まれます。
FigJamで投票を行うことで、たくさんのアイデアの中から絞り込んで、より早く意思決定を行うことができます。投票中は各参加者の選択結果は隠され、投票セッションが終了すると回答と最終的な集計結果が全員に公開されます。
投票は以下の目的で行います。
- 迅速な意思決定を行うために、人々が最も好むのはどのアイデアかを見る
- 他人の視線を気にせず、純粋なフィードバックを求める
- チーム全体の声を聞く
FigJamで投票する場合:
- プロンプトを作成して、各参加者が投票できる投票数を設定することができます
- 参加者には、投票セッションの終了後、コラボレーターの投票結果だけが知らされます
- チームとしての結果や、各参加者の投票結果を閲覧できます
次の権限テーブルは、ファイルの場所とチームの種類をリストしたものです。アイコンは、その場所のファイルで投票セッションが持てるか(✓)、持てないか(✕)を示します。
ファイルの場所 | スターター | エデュケーション | プロフェッショナル | ビジネス | エンタープライズ |
ドラフト内 | ✕ | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ |
チーム内 | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
投票セッションを開始する
1つのファイルに複数の投票用プロンプトを作成して、1つずつ実行することができます。つまり、ボードを異なるセクションに分け、各セクションに投票セッションを作成することができます。投票セッションは、有料チームに属するファイルで開始され、オープンセッションのゲストを含め、ファイルを編集するアクセス権を持つ誰もが投票できます。
投票セッションは、次の手順に従って開始します。
- 上のツールバーで、タイマー、投票、音楽アイコンをクリックします。
- 投票のプロンプトを入力します。例えば、「好きなアイデアを3つ選んでください 」などです。
-
+
/-
のアイコンで、各参加者が投票できる投票数を設定します。 - [スタート]をクリックします。
この時点で、ファイル内の誰もがスタンプツールを使って投票することができます。参加者は自分の投票内容を確認できますが、コラボレーターの投票内容はセッションが終了するまで表示されません。
投票中はファイル内のマルチプレイヤーカーソルが非表示になり、投票が終了するまで投票内容は表示されません。
投票する
投票セッションが開始されると、ファイル内のコラボレーターが招待され、招待を無視するオプションが与えられます。 招待を無視したユーザーは、タイマー、投票、音楽アイコンをクリックしてアクティブな投票セッションに参加し、投票することができます。
投票中は、
スタンプツールがデフォルトで有効になっています。次のことができます。- 任意のスタンプを使用して投票する
- Figmaデザインファイルから付箋、図形、テキスト、イメージ、コードブロック、コンポーネントについて投票する
- セッションで設定された投票数分を投票する
投票を終了する
投票セッションはいつでも終了できます。ファイル内の誰でもセッションを終了可能です。会議を進行するためにタイマーを設定することができますが、その場合でもセッションを手動で終了させる必要があります。
投票セッションは、次の手順に従って終了します。
- 上のツールバーで、タイマー、投票、音楽アイコンをクリックします。
- [全員終了]をクリックして、確認します。
参加者は、許された数の投票を行ったら、スタンプホイールの[終了]をクリックして、投票モードを終了します。
結果を見る
セッションが終了すると、すぐに結果が表示されるので、チームで結果を確認することができます。結果を見終わったら、削除することもファイルに保存しておいて後で参照することもできます。
過去の投票結果は、次の手順に従って見ることができます。
- 上のツールバーで、タイマー、投票、音楽アイコンをクリックします。
- [結果]タブを選択します。
- リストからセッションを選択します。
をクリックすると、投票セッションの結果を削除することができます。