チームの権限の管理
メンバーは、自分以下の権限を持つ他のメンバーだけを招待できます。これには、既存のメンバーのアップグレードも含まれます。
チーム管理者は、[メンバー]タブからチームのメンバーと外部のコラボレーターを管理できます。
- チームメンバーと外部コラボレーターの表示、並べ替え、検索、フィルタリング
- 外部コラボレーターがアクセスできるファイルとリソースの表示と管理
- 役割とチームの権限の管理と更新
メンバーを管理
メンバーの表示
チーム管理者は、[メンバー]タブからチームのメンバーと外部コラボレーターを管理できます。このタブでは、管理者がチームのアクセス権またはチームリソースのアクセス権があるすべてのユーザーに関する情報を確認できます。
[メンバー]タブを開くには、次の手順に従います。
- ファイルブラウザでFigmaを開きます。
- サイドバーでチーム名を選択します。
- 画面上部の[メンバー]を選択します。
メモ: チームへの招待をまだ受諾していないメンバーは、[メンバー]タブに[保留中]と表示されます。招待を再送信するには、クリックして[招待を再送信]を選択します。
スタータープランまたはエデュケーションプランでは、チーム管理者に対して次の情報が表示されます。
- 名前: メンバーの名前、プロフィール画像、メールアドレス。メールアドレスをクリックすると、アドレスがクリップボードにコピーされます。
- 最終アクティブ: Figmaでメンバーがアクションを実行した日付。編集アクションだけでなく、ファイルの移動、プロトタイプの表示、ライブラリの公開なども含まれます。
- チームの権限: チームに対する各メンバーのアクセス権限レベル。メンバーにチームレベルの権限がない場合は、編集可能なファイル数が代わりに表示されます。
メンバーの並べ替えとフィルタリング:
- [検索]フィールドを使用して、特定のメンバーを検索します。
- ドロップダウンフィールドを使用して、メンバーを次の条件でフィルタリングします。
- 最終アクティブ: 7日以上前、30日以上前、3か月以上前。
- チームの権限: オーナー、管理者、編集可、閲覧のみ。
- 列で並べ替えるには、[名前]、[最終アクティブ]、または[チームの権限]のヘッダーをクリックします。もう一度クリックすると、降順 ↓と昇順 ↑が切り替わります。
プロフェッショナルプランでは、メンバーごとに次の情報が表示されます。
- 名前: メンバーの名前、プロフィール画像、メールアドレス。メールアドレスをクリックすると、アドレスがクリップボードにコピーされます。
- 最終アクティブ: Figmaでメンバーがアクションを実行した日付。編集アクションだけでなく、ファイルの移動、プロトタイプの表示、ライブラリの公開なども含まれます。
- チームの権限: チームに対する各メンバーのアクセス権限レベル。メンバーにチームレベルの権限がない場合は、編集可能なファイル数が代わりに表示されます。
- 役割: メンバーの請求ステータスと、チームで取得可能な最高レベルのアクセス権。役割は、各チームメンバーと外部コラボレーターに割り当てられます。
メンバーの並べ替えとフィルタリング:
- [検索]を使用して、特定のメンバーを検索します。
- ドロップダウンフィールドを使用して、メンバーを次の条件でフィルタリングします。
- 最終アクティブ: 7日以上前、30日以上前、3か月以上前。
- チームの権限: オーナー、管理者、編集可、閲覧のみ。
- 役割: 閲覧者、限定閲覧者、編集者。
- 列で並べ替えるには、[名前]、[最終アクティブ]、または[チームの権限]のヘッダーをクリックします。もう一度クリックすると、降順 ↓と昇順 ↑が切り替わります。
組織では、チーム管理者が[メンバー]タブでメンバーと外部コラボレーターを管理できます。各メンバーまたはゲストの次の情報が表示されます。
- 名前: 名前とアバター。名前をクリックすると内部プロフィールが開き、これまで作業してきたチームとファイルが表示されます。
- メール: メールアドレスをクリックすると、アドレスがクリップボードにコピーされます。
- 権限: 各メンバーまたはコントリビューターのチームのアクセス権レベル。チームレベルの権限がない場合は、編集アクセス権があるファイルまたはプロジェクトの数が代わりに表示されます。
メンバーの権限を管理
チームにメンバーを招待するときに、メンバーの権限を設定します。管理者はメンバーのチームの権限を変更したり、チームへのアクセス権を削除したりすることができます。
メモ: メンバーの閲覧のみ
権限の横にが表示されている場合、そのメンバーには、チームの1つ以上のファイルまたはプロジェクトの編集アクセス権があります。また、このようなメンバーはチームの請求の対象となります。をクリックして[編集アクセス権の表示]を選択します。
現在の権限の横にあるをクリックします。
- メンバーにチームの閲覧アクセス権を付与するには、[閲覧のみ]を選択します。プロフェッショナルチームの場合、閲覧者に個別のファイルおよびプロジェクトの編集アクセス権を付与できます。
- メンバーにチームのファイルとプロジェクトの編集可アクセス権を付与するには、[編集可]を選択します。これにより、メンバーが有料の編集者役割にアップグレードされ、チームのサブスクリプションに追加されます。
- メンバーにチームの管理アクセス権を付与するには、[管理者]を選択します。これにより、編集アクセス権が付与され、チームの設定を調整できるようになります。
- メンバーをチームのオーナーにするには、[オーナー]を選択します(オーナーは1名のみです)。オーナーシップの移行方法はこちら →
現在の権限の横にあるをクリックします。
- メンバーにチームの閲覧アクセス権を付与するには、[閲覧のみ]を選択します。プロフェッショナルチームの場合、閲覧者に個別のファイルおよびプロジェクトの編集アクセス権を付与できます。
- メンバーにチームのファイルとプロジェクトの編集可アクセス権を付与するには、[編集可]を選択します。これにより、メンバーが有料の編集者役割にアップグレードされ、チームのサブスクリプションに追加されます。
- メンバーにチームの管理アクセス権を付与するには、[管理者]を選択します。これにより、メンバーがチームの設定と他のメンバーの権限を調整し、チームの請求を管理できるようになります。メンバーが編集アクセス権を必要としない場合にはその役割を調整 ↓します。
- メンバーをチームのオーナーにするには、[オーナー]を選択します(オーナーは1名のみです)。オーナーシップの移行方法はこちら →
メンバーの権限の横にあるをクリックします。
- メンバーにチームの閲覧専用アクセス権を付与するには、[閲覧のみ]を選択します。閲覧アクセス権のあるユーザーは、ファイルとプロトコルを表示し、コメントを追加またはコメントに返信することができます。
- メンバーにチームの編集アクセス権を付与するには、[編集可]を選択します。組織で限定閲覧者の役割が付与されているメンバーは、チームファイルを編集できません。編集アクセス権を取得してこのチームのファイルを編集できるようにするには、組織管理者へのアップグレードをリクエストします。
- メンバーをチーム管理者にして、このメンバーが[請求]タブを使用し、他のメンバーの権限を調整できるようにするには、[管理者]を選択します。ファイルとプロジェクトの編集可アクセス権も付与されます。
アクションの一括適用
複数のメンバーを同時に管理するには、アクションを一括で実行します。組織向けプラン(ビジネスプランおよびエンタープライズプラン)ではメンバーを一括で管理することはできません。
- 各メンバーの横のチェックボックスを使用して、メンバーを選択します。
- すべてのメンバーを選択するには、テーブル上部にあるチェックマークをクリックします。
- 画面下部にあるメニューを使用して、アクションを一括で適用します。
メールのコピー: すべてのメールアドレスを、セミコロンで区切ってクリップボードにコピーします。
削除: 選択されているすべてのメンバーをチームから削除します。メンバーの削除の詳細はこちら →
プロフェッショナルチームでは、メンバーの役割の更新、メンバーシップの削除、メールのコピーを一括で実行できます。
- 各メンバーの横のチェックボックスを使用して、メンバーを選択します。
- すべてのメンバーを選択するには、テーブル上部にあるチェックマークをクリックします。
- 画面下部にあるメニューを使用して、アクションを一括で適用します。
- 役割の変更: 選択されているメンバーに対して同じ役割を割り当てます。
- メールのコピー: すべてのメールアドレスを、セミコロンで区切ってクリップボードにコピーします。
- 削除: 選択されているすべてのメンバーをチームから削除します。メンバーの削除の詳細はこちら →
役割の管理(プロフェッショナルプランのみ)
チームを操作するすべてのユーザーには、FigJamとFigmaの役割が割り当てられます。これには、個別のファイルまたはプロジェクトにアクセスするチームメンバーと外部コラボレーターが含まれます。
ユーザーの役割と請求ステータスによって、ユーザーの最高レベルのアクセス権が決定します。チーム管理者とチームオーナーだけがメンバーの役割を更新できます。
FigJamとFigmaで異なる役割をユーザーに割り当てることができます。これは、デザイナー以外のユーザー(デザインファイルを編集する必要がないユーザー)とFigJamファイルでコラボレーションを行いたい場合に最適です。
Figmaの役割のをクリックします。
- デザインファイルへのアクセス権を閲覧専用アクセス権に制限するには、[限定閲覧者]を選択します。これにより、メンバーはチームの請求対象ではなくなります。チーム管理者だけがメンバーを有料の編集者役割にアップグレードできます。
- Figmaデザインファイルで編集アクションを実行できるようにするには、[編集者]を選択します。編集者役割が割り当てられているすべてのメンバーが、チームのサブスクリプションに追加されます。
FigJam の役割のをクリックします。
- FigJamファイルへのアクセス権を閲覧専用アクセス権に制限するには、[限定閲覧者]を選択します。これにより、メンバーはチームの請求対象ではなくなります。チーム管理者だけがメンバーを有料の編集者役割にアップグレードできます。
- FigJamファイルで編集アクションを実行できるようにするには、[編集者]を選択します。編集者の役割が割り当てられているすべてのメンバーが、チームのサブスクリプションに追加されます。
閲覧者はチームの一時的な役割です。ファイルに対して明示的な編集アクションを実行した場合にのみ、閲覧者が有料の編集者役割にアップグレードされます。
メンバーを閲覧者の役割に戻すことはできません。アクセス権を削除するには、[限定閲覧者]を選択してください。チームの役割の詳細はこちら →
ヒント メンバーがどのように編集アクセス権を取得して編集者の役割にアップグレードされたかを確認できます。メンバーの[編集者]役割の下の日付をポイントすると、アップグレードの理由が表示されます。
をクリックすると、コラボレーターに対するその他のアクションが表示されます。
- 編集アクセス権の表示: そのメンバーのアクセスモーダルを表示し、編集アクセス権があるファイルとプロジェクトを確認します。
- メールのコピー: メールアドレスをクリップボードにコピーします。
- チームに招待: チームのすべてのファイルとプロジェクトのアクセス権を付与するには、メンバーをチームに招待します。
- 削除: チームのファイルとプロジェクトからアクセス権を削除します。
チームのデフォルトの権限を設定(ビジネスおよびエンタープライズプランのみ)
管理者は、メンバーがチームに参加する際のデフォルトの権限を設定できます。
-
閲覧のみの新しいメンバー
チームに参加することでメンバーを表示したり、ファイルの編集をリクエストできます。 -
編集可の新しいメンバー
チームに参加することでメンバーはファイルの作成、編集、削除ができます。
デフォルトの権限を変更するには、次の操作を実行します。
- サイドバーのチーム名をクリックします。
- [設定]タブを選択します。
- [デフォルトの権限]の横の ドロップダウンメニューをクリックして、チームに参加する新しいメンバーの権限を変更します。