ビジネスプランとエンタープライズプランの請求管理
有料シートにアップグレードしようとしているチーム内のユーザー数を把握する場合は、ユーザーが有料シートにアップグレードするときの通知を受け取る →
ビジネスプランとエンタープライズプランには、3か月ごとのトゥルーアップを伴う年間サブスクリプションが含まれています。有料シートのトゥルーアップアカウントは、年間を通じて追加または削除されます。
トゥルーアップの理解
ビジネスプランとエンタープライズプランでは、以下を実行できます。
- その年の設定された数の有料シートを購入する。
- いつでも別の有料シートを追加する。
- 閲覧者シートを持つユーザーがアップグレードアクションを行うと、有料のフルシートに自動的にアップグレードされます。アップグレードされても、次のトゥルーアップまで無料でFigmaを使用できますので、チームの作業共有に支障がなくなり、またシートあたりの平均価格が下がります。
- トゥルーアップ期間中に、追加のフルシートを維持して按分計算した金額を支払うか、または無料の限定閲覧者シートにダウングレードするかを決定します。
注: 限定閲覧者シートを使用すると、想定外の有料シートを回避できます。ビジネスプランとエンタープライズプランのどちらでも、新しいメンバーにデフォルトで限定閲覧者シートを割り当てることができます。
トゥルーアップの 4 週間前に、組織の請求連絡先にメールによるリマインダーが送信されます。メールには、前回の請求日以降に追加された、Figmaデザイン、FigJam、開発モードのフルシート数が記載されています。さらに、2 週間前およびトゥルーアップ期限の3 日前にもリマインダーが送信されます。
また、年間サブスクリプションの更新期限の14日前と5日前にもリマインダーが送信されます。この期間に、組織管理者は年間サブスクリプションに含めるフルシートの数を調整できます。
トゥルーアップ中のユーザーの管理
トゥルーアップの請求書が発行されるまでの2週間で、次のことができます。
- アカウントの有料シートの一覧を確認する
- 有料シートが不要なユーザーをダウングレードする
- 請求額を確定する
トゥルーアップ時の有料シートの確認
請求期間中にFigmaデザイン、FigJam、開発モードの新規の有料シートを組織に追加できますが、組織管理者がトゥルーアップ期間中に請求書を確定するまでは請求されません。
注: 請求グループのあるエンタープライズプランでは、請求グループ管理者は、管理している請求グループの有料シートを確認および管理することで、トゥルーアップ期間中に支援することができます。以下に、請求グループを使ったトゥルーアップの仕組みを説明しまし。
- Figmaによってトゥルーアップ請求書が発行される前の2週間で、請求管理者および組織管理者は、各請求グループの有料シートの数を確認および調整できます。
- 確認すると、請求グループは確認済みになります。このステップはオプションですが、どの請求グループが確認済みなのかが分かるので便利です。
- 組織管理者が請求額を確定します。
- ファイルブラウザから、[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- ページの上部で、前回の請求以降のFigmaデザインとFigJamの新規有料シート数など、現在のトゥルーアップの概要を確認できます。
- アカウントをアップグレードした特定のユーザーの一覧を確認するには、フィルターの一覧の[最終請求後に追加]ボックスにチェックを入れます。
- ファイルブラウザから、[管理者]をクリックします。
- 必要に応じて、ページ上部にある請求グループ名の横にあるドロップダウンメニューをクリックし、正しい請求グループを選択します。
- 必要に応じて、[メンバーを追加]をクリックして、メンバーを請求グループに割り当てます。
- 列ヘッダーをクリックして昇順または降順で並べ替えます。
- どのメンバーも、Figmaデザインシート、開発モードシート、またはFigJamシートをフル(有料)または限定閲覧者(無料)のいずれかに更新できます。
- 請求グループでユーザーのシートの管理が終わったら、トゥルーアップバナーの[確認]をクリックします。
ヒント: [最終アクティブ]列のタイムスタンプをクリックして、次を確認します。
- FigmaデザインとFigJamでユーザーが有料シートになるきっかけとなった日付とアクション。
- ユーザーが行った過去5つのアクティビティーの日付と説明。
有料ユーザーから無料ユーザーへのダウングレード
- ファイルブラウザから、[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブを選択します。
- どのメンバーも、Figmaデザインシート、開発モードシート、またはFigJamシートをフルから限定閲覧者に変更できます。
注: ユーザーを閲覧者シートにダウングレードすることはできません。ダウングレードをしても、閲覧者シートを持つユーザーは自分でアップグレードしてフルシートに戻ることができます。限定閲覧者シートを持つユーザーであれば、アカウントのアップグレードの許可を求める必要があります。エンタープライズプランでは、 デフォルトのシートタイプを設定することで、想定外のアップグレードを回避できます。
請求書の確定
アカウントの有料シートを確認した後、組織管理者は次の四半期の請求書を確定できます。請求書を確定した後、次の四半期中に追加された新規の有料シートは、次の四半期のトゥルーアップに含まれます。
- ファイルブラウザから、[管理者]をクリックします。
- [メンバー]タブ を選択します。
- ページの上部にあるトゥルーアップの概要で、 [請求書の確認と確定]をクリックします。
- [請求] タブをクリックすると、確定した請求書の確認が表示されます。
請求書を確定する前に調整をしていない場合はどうなりますか?
発行された後に請求書を調整することはできません。これは、標準のサービス利用規約に含まれています。
支払いの実行
トゥルーアップや年に一度の更新時には、ビジネスプランまたはエンタープライズプランへのアップグレード時に選択したお支払い方法が使用されます。お支払方法の変更は、いつでも必要なときに行えます。
請求書に含める発注書がある場合は、当社のサポートチーム宛にお送りください。四半期内に必要なだけ発注書を提出できます。Figmaでは、トゥルーアップごとに1件の請求書を作成します。