組織内のライブラリの共有
この機能を使用できるユーザー
ビジネスプランとエンタープライズプランでサポートされます。
メンバーはライブラリをチームまたは組織に公開できます。メンバーがファイルを公開するには、そのファイルの編集可のアクセス権が必要です。
チーム管理者は、組織と共有されているどのライブラリも自分のチームに対して有効にすることができます。
全チームで利用可能なライブラリをデフォルトで選択できるのは、組織管理者だけです。
ライブラリは、スタイルとコンポーネントを含むデザインファイルです。ライブラリは、ブランド、製品、プロジェクト間で再利用することができます。ライブラリに関するガイド→
組織内でのライブラリ共有には、次の3つのレベルがあります。
- ファイルのスタイルとコンポーネントをライブラリに公開する:そのファイルにアクセスできる人なら誰でもそのライブラリを使用できます。
- 特定のチーム内でライブラリを公開する:そのチームのメンバーは、それらのライブラリにアクセスできます。チーム管理者がチームのデフォルトライブラリを管理します。
- 公開したライブラリを組織の全員と共有する。この場合、組織内の誰でもそのライブラリにアクセスし、使用できるようになります。組織管理者は、これらのライブラリをデフォルトライブラリにすることができます。
注: ゲストは招待されたライブラリにのみアクセスできます。元のファイルにゲストを招待し、組織ファイル全体で、ファイルのスタイルとコンポーネントへのアクセス権を付与します。
ファイルのライブラリとしての公開
組織のスタイルとコンポーネントをライブラリとして公開します。ファイルに対する編集可のアクセス権がある人なら誰でもファイルを公開できます。
チーム内でライブラリを公開するか、組織全体とライブラリを共有します。誰がライブラリにアクセスして使用できるかは、ファイルのリンク共有設定で決まります。
ファイルのリンク共有設定は、ライブラリを最初に公開するとき、またはライブラリのアップデートを公開するときに設定できます。
ライブラリを公開するたびに、ファイルのバージョン履歴にチェックポイントが追加されます。これらのイベントは、アイコンで識別できます
チーム内での共有
注意: ライブラリをチームのみに公開する場合、公開したスタイルやコンポーネントにアクセスできるのは、そのチームの直接のメンバーだけです。チームの外部の人が誰でもアクセスできるようにするには、ファイルを組織と共有する必要があります。これには、そのチーム内の個別のファイルやプロジェクトへのアクセス権がある人を含みます。
- 開いたファイルから、左サイドバーの[アセット]パネルを開きます。
- ライブラリモーダルをクリックして開きます。
- [現在のファイル]の横の[公開]をクリックします。
- 表示されたフィールドに変更のサマリーを入力します。この説明は、ファイルのバージョン履歴に表示されます。
- [組織のメンバー全員にファイルのアクセスを許可する]設定はオフのままにしておきます。
- [公開]をクリックして、ライブラリを公開し、ファイルのリンク共有設定を更新します。
組織との共有
ファイルを組織と共有すると、組織の誰でもそのファイルにアクセスできるようになります。
- 開いたファイルから、左サイドバーの[アセット]パネルを開きます。
- ライブラリモーダルをクリックして開きます。
- [現在のファイル]の横の[公開]をクリックします。
- 表示されたフィールドに変更のサマリーを入力します。この説明は、ファイルのバージョン履歴に表示されます。
-
[
組織名
のメンバー全員にファイルのアクセスを許可する]の横のボックスをオンにします。これにより、ファイルのリンク共有設定が[組織
のユーザー全員]に更新されます。 - [公開]をクリックして、ライブラリを公開し、ファイルのリンク共有設定を更新します。
ヒント! ライブラリが既に公開済みの場合は、ファイルのリンク共有設定を更新できます。ライブラリを組織と共有するには、これを[組織
のユーザー全員]に設定します。リンク共有の詳細→
デフォルトライブラリの管理
ライブラリが組織全体で共有されている場合、チーム管理者も組織管理者も、これらのライブラリを管理できます。
ヒント: デザインシステムアナリティクスで組織のメンバーがどのようにコンポーネントを使用しているかを追跡できます。 ライブラリアナリティクスの詳細→
チームライブラリ
チーム管理者は、自分のチームのデフォルトライブラリを管理できます。チーム管理者は、組織と共有されている任意のライブラリをデフォルトライブラリにすることができます。これには組織の別のチームのライブラリも含まれます。
チーム管理者は、FigJamファイル、 デザインファイル、またはすべてのファイルに対して、ライブラリをオンできます。そのチームのメンバー全員がチームファイル内で、そのライブラリがデフォルトで見えるようになります。
組織ライブラリ
組織管理者は、組織の全チームがライブラリを利用できるようにすることができます。FigJamファイル、Figmaデザインファイル、またはすべてのファイルに対して、ライブラリをオンにできます。
組織管理者は、まだ組織と共有されていないライブラリを組織と共有するとき、そのプロセスの一部として同時に組織アクセス権を更新できます。デフォルト組織ライブラリの管理 →
ライブラリの削除
前述したように、組織内でのライブラリの共有に関連する3つのステップまたはタスクがあります。
- スタイルやコンポーネントをライブラリに公開する
- そのライブラリを組織のメンバーが利用できるようにする
- 組織のデフォルトライブラリを管理する
組織のライブラリを削除するには、目的の結果に応じて、これらのステップのいずれかまたはすべての逆の操作を行います。
- ライブラリの公開取り消し ↓: スタイルおよびコンポーネントを全員のライブラリモーダルから削除します。これにより、メインコンポーネントとあらゆるインスタンスとの接続が解消されます。
- 組織アクセスの削除 ↓: 公開済みのライブラリを更新し、組織の特定のチーム内でのみ共有されるようにします。
- 組織ライブラリの無効化 ↓: すべての組織ファイルからデフォルトライブラリとしての設定を削除します。メンバーは、特定のファイルまたはチームのライブラリモーダルで、このライブラリを手動で有効にすることができます。
ライブラリの公開取り消し
ライブラリの公開を取り消して、ライブラリへの全員のアクセス権を削除します。チームレベルと組織レベルの両方でライブラリが削除されます。
組織ファイルからスタイルとコンポーネントが削除されることはありませんが、それらのスタイルとコンポーネントは、その後一切の更新を受けなくなります。
- 削除したいファイルを開きます。
- 左サイドバーの[アセット]パネルを開き、ライブラリアイコンをクリックします
- ライブラリモーダルで、[現在のファイル]のライブラリをクリックします。
- モーダル下部の[公開を取り消す]ボタンをクリックします。
- [ライブラリからファイルを削除]をクリックして確定します。
- ファイルに戻ります。ファイルがライブラリから削除されたことがステータスバーに示されます。
組織アクセス権の削除
ファイルのリンク共有設定を調整して、組織のメンバーがファイルを見つけたり使用したりできないようにします。これにより、ライブラリが組織メンバーから削除されますが、特定のチームへの公開は維持されます。
ライブラリにアクセスして使用できるのは、チームのメンバーだけになります。チームの個別のファイルやプロジェクトへのアクセス権がある人でも、チームのメンバーでない場合はライブラリにアクセスできません。
- メニューバーの[共有]ボタンをクリックします。
- 既存のリンクアクセスの横のをクリックします。これは、[
組織名
のユーザー全員]に適用されます。 - オプションから[このファイルに招待されたユーザーのみ]を選択します。
- ファイル共有モーダルを閉じます。
組織ライブラリの無効化
組織管理者は、ライブラリを無効にすることで、組織ファイル内のデフォルトライブラリとしての設定を取り消することができます。チーム管理者は引き続き自分のチーム内でこのライブラリを有効にすることができます。その場合、メンバーは引き続き組織ファイル内でライブラリにアクセスできます。
- サイドバーの[管理者]を選択します。
- [リソース]ページを選択し、[ライブラリ]タブを選択します。
- 調整するライブラリの横の[オフ]をクリックします。