Figmaのベータ版にはどのような機能がありますか?
Figmaには、ユーザーがベータ版として利用可能な開発中の機能が多数あります。この記事では、利用可能なベータ版の機能とその内容、ベータ版のタイプ、各機能へのアクセス方法を紹介します。
ベータ版のタイプとは、アクセス権のレベルのことで、次の種類があります。
- ベータ/オープンベータ版: すべてのFigmaユーザーがベータに参加できます
- クローズドベータ版: 招待を受けたユーザーだけが参加できるベータ版です
- 限定ベータ版: すべてのFigmaユーザーが利用可能なベータ版ですが、ベータユーザーの人数が制限されています
注: ベータ版の機能は、ベータ期間に変更されることがあります。また、この期間中、バグやパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
グリッド オープンベータ版
グリッドはオートレイアウトのオプションで、ユーザーはギャラリー、Bentoボックス、一般的なウェブレイアウトパターンなどの2次元レイアウトを作成できます。グリッドを使用して、水平方向と垂直方向にフローするレスポンシブレイアウトを構築します。
- 新しいオートレイアウトオプション: グリッドをオートレイアウトオプションとして選択し、行や列でフォーマットします。
- 複数トラックにまたがる配置: 単一セルに制限されず、複数のグリッド列や行にまたがって要素を配置できます。
- 固定トラックサイズ:列や行の幅と高さをコントロールできます。
- CSS対応: Dev ModeでグリッドのCSSと合わせることができ、デザインから開発へのスムーズなハンドオフが可能です。
グリッドに関するFAQ
Figma Buzz オープンベータ版
はじめに
この機能を使用できるユーザー
Figma Buzzはオープンベータ版です。
ベータ版の間、Figma Buzzはすべてのユーザーに無料で提供されます。ベータ版が終了すると、無料のスタータープランに加えて、フルシート、Devシート、コンテンツシートに含まれます。終了する前にお知らせします。
Figma Buzzを使用すると、ブランドデザイナーは、マーケティング担当者が自信を持ってキャンペーンを作成し、自身のアイデアに合わせて作業を進めるためのワークフローをすべてFigma内で構築できるようになります。Figma Buzzは、ソーシャルメディアの投稿、デジタル広告、イベント用資料などのアセットの作成に使用します。
- テンプレートを公開: Figma DesignからFigma Buzzにコピーして貼り付け、デザインモードで必要な調整を行い、Figma Buzzで公開して、同僚が簡単にアクセスして使用できるようにします。
- 制御された編集: チームは公開されたテンプレート内の特定のセクションを編集できるので、常にブランドらしさを維持できます。
- 自由形式の編集: テンプレートを選択するか、ゼロから始めるか、カスタムサイズを使用して必要なものを正確に作成します。簡素化されたエディターでデザインツールを使用してデザインを試行錯誤しながら改良します。
- 大規模な作成: 数千のアセットを一度に迅速に作成および編集します。サイズに関係なく、すべてを1つのビューで確認できます。
Figma Buzzに関するFAQ
ベータ版の間、Figma Buzzはすべてのユーザーに無料で提供されます。ベータ版が終了すると、無料のスタータープランに加えて、フルシート、Devシート、コンテンツシートに含まれます。終了する前にお知らせします。
Figma Buzzはエデュケーションプランのアカウントで利用可能です。Figma BuzzのAI機能は現在、エデュケーションプランのアカウントではご利用いただけません。
Figma Buzzは政府機関向けのFigmaではご利用いただけません。
はい、AI機能は有料プランのユーザーに提供されています。
Figma Buzzで利用可能なAI機能のリストはこちらをご覧ください。
管理者は、チームまたは組織のAI機能へのアクセスを無効にすることができます。
Figma Sites オープンベータ版
Figma Sitesは、Webサイトのデザイン、プロトタイプ作成、公開を行うためのオールインワンのツールです。Figma Sitesでは、以下のことが行えます。
- Figmaからコピー: FigmaデザインをコピーしてFigma Sitesに貼り付ければ、簡単に移行できます。
- テンプレート: あらかじめデザインされたWebサイトテンプレートですぐに開始できます。
- アセットとブロック: デザインシステムと既成のWeb要素を取り込みます。
- ブレークポイント: レイアウト、テキスト、コンポーネントが画面サイズに応じて柔軟に適応します。
- インタラクション: マーキー、スクロールパララックスなど、さまざまな動きを数クリックで設定できます。
- プレビューと公開: キャンバスでHTMLのライブプレビューを確認し、そのままWebに公開できます。
Figma Sitesに関するFAQ
Figmaでは、ユーザーのシートタイプによって、アクセスできるFigma製品と機能が決まります。
- Figma Sitesで、サイトファイルを編集および公開するにはフルシートが必要です。
- 開発者シート、コラボシート、または閲覧シートを持つユーザーはサイトファイルを閲覧のみ行えます。
ベータ期間中、私たちは公開機能を段階的に有効化しています。
以下のことが期待できます。
- 公開はユーザーに徐々に展開されています。サイトは公開する前に、作成および編集できる場合があります。
- 公開を試みたときに、無効の状態やツールチップメッセージが表示される場合、アカウントはまだ有効化されていません。
- アカウントで公開が有効になったら、製品内で直接お知らせします。
現在サイトを公開できない場合は、まだアカウントに展開されていない可能性があります。または、ビジネスプランまたはエンタープライズプランを利用している場合、管理者が組織の公開機能を無効にしている可能性があります。組織のサイト公開管理の詳細についてはこちらをご覧ください。
デフォルトでは、フルシートを持つユーザーなら誰でも、Figma Sitesを使用してWebにサイトを公開できます。ビジネスプランおよびエンタープライズプランでは、組織管理者は企業のセキュリティプラクティスに合わせてサイトの公開を無効にできます。
公開されたウェブサイトには制限がありません。
はい、Figma Sitesはカスタムサイトドメインをサポートしています。組織プランとエンタープライズプランでは無制限のカスタムドメインを設定でき、プロフェッショナルプランでは2025年まで10個のカスタムドメインを無料で設定できます。
Figma Sitesは現在、エデュケーションプランまたは政府機関向けのFigmaアカウントではご利用いただけません。
ベータ期間中、Figma Sitesはすべての有料プランで利用可能です。詳細については、figma.com/pricing-faqにアクセスしてください。
Figmaは、Figma Sitesで公開されるコンテンツに対して責任を負いません。公開されたサイトは、一般公開されているウェブ上のユーザーなら誰でもアクセスでき、公開されたサイトのコンテンツや訪問者から収集したすべてのデータに適用される規制や法律に準拠する責任はお客様にあります。それらの義務の内容や準拠方法について不明な点がある場合は、弁護士に相談してください。
Figmaは、Figmaの利用規約に違反していると報告され、判断された公開コンテンツを削除する権利を有します。
Figma Make オープンベータ版
Figma MakeはAI搭載の、プロンプトからコードへのツールで、アイデアや既存のFigmaデザインを機能的なプロトタイプ、Webアプリ、インタラクティブなUIとして具現化できます。
- プロンプトからプロトタイプへ: プロンプトを入力するだけで、高精度でコードベースの機能的なプロトタイプを生成
- Figmaデザインを添付: 既存のFigma Designから展開を開始
- 公開:機能的なプロトタイプを公開ウェブで利用可能にする
Figma Makeに関するFAQ
Figma MakeはConfig 2025でオープンベータ版としてリリースされました。ベータ期間中、今後数週間以内に、すべての有料プランのフルシートを持つユーザーにFigma Makeを段階的に展開していきます。
Figma AIツール オープンベータ版
Figma AIを使用すると、すぐに開始でき、必要なものが見つかり、作業のフローを保つことができます。
こちらからFigma AIツールの詳細について、または製品別に利用可能なAIツールのリストをご覧ください。
- FigmaデザインでのAIツールの使用
- FigJamでのAIツールの使用
- Figma SlidesでのAIツールの使用
- Figma SitesでのAIツールの使用
- Figma BuzzでのAIツールの使用
AIツールに関するFAQ
AIツールが一般提供されるときの価格はどうなりますか?
FigmaのAI機能は現在ベータ版であり、ユーザーは無料で使用できますが、使用制限が適用される場合があります。一般公開されると、Figma AIは有料の機能になります。その前に、価格についてお知らせいたします。
組織単位でAIツールを無効にすることはできますか?
はい。Figma管理者は、チームまたは組織全員について、AIツールを無効にできます。管理者としてのAI機能へのアクセスと設定の管理の詳細についてはこちらをご覧ください。
エデュケーションプランまたは政府機関向けのFigmaプランを利用しています。AIツールを使用できますか?
AI機能と設定は、エデュケーションプランまたは政府機関向けのFigmaプランに属しているユーザーには有効になりません。
デスクトップアプリオープンベータ版
Figmaでは、デスクトップアプリのベータ版を利用できます。
アプリのベータ版を使用すると、一般ユーザーにリリースする前のFigmaのテストのバグ修正と性能改善に協力することができます。このベータ版では、Figmaがまだリリースしていない機能にはアクセスできません。
Figmaデスクトップアプリとベータ版は、同時にインストールして使用できます。デスクトップアプリの両バージョンのコア機能は同じです。
デスクトップアプリのベータ版をダウンロードする方法はこちら→