ライブラリアナリティクスの表示と調査
この機能を使用できるユーザー
ビジネスプランとエンタープライズプランで使用できます
ライブラリファイルに対する閲覧のみまたは編集可アクセス権を持つ組織メンバーはライブラリアナリティクスを閲覧できます。
ゲストはライブラリアナリティクスにアクセスできません
ライブラリアナリティクスで、公開済みライブラリおよびコンポーネントを組織がどのように使用しているか追跡できます。ライブラリアナリティクスを使用して、次のことができます。
- 最も使用されているコンポーネントとバリアントはどれかを調べる
- 頻繁に切り離されるコンポーネントの特定
- あまり使用されていないコンポーネントの特定
- どのチームがライブラリを使用しているか表示
- 2つのライブラリの使用状況の比較
- コンポーネントの例を検索し、どのように使用されているか確認し、ドキュメンテーションを改善する
注: ライブラリアナリティクスは毎日更新されます。
組織の全ライブラリのアナリスティクスの表示
- ファイルブラウザで、[すべてのチーム]をクリックします。
- [ライブラリ]をクリックして、アナリスティクスモーダルを開きます。
ライブラリモーダルから、次のことができます。
- A 検索フィールドを使用して、特定のライブラリを検索します。
-
B すべてのライブラリについて、次のアナリスティクスの概要を表示します。
- チーム総数: 組織のチームの総数。オープン、クローズ、シークレットのチームが含まれます。
- ライブラリを使用するチーム: 組織の、ライブラリを使用するチームの数。
- ライブラリ総数: 組織のライブラリの総数。これには、組織全体で、または特定のチームで共有されているライブラリが含まれます。
- コンポーネント総数: 全ライブラリにあるメインコンポーネントの総数。
- スタイル総数: 全ライブラリにあるスタイルの総数。
-
C チームまたは全組織で共有されているすべてのライブラリのリストを表示します。各ライブラリについて、次を表示できます。
- コンポーネントの数: そのライブラリのメインコンポーネントの総数。
- スタイルの数: そのライブラリのスタイルの総数。
- 先週の挿入: ライブラリからコンポーネントがファイルに挿入された回数。
- D ライブラリを選択してアナリスティクスを表示します。
- ファイルブラウザで、[すべてのワークスペース]をクリックします。
- [ライブラリ]をクリックしてアナリスティクスモーダルを開きます。
ライブラリモーダルから、次のことができます。
- A 検索フィールドを使用して、特定のライブラリを検索します。
-
B すべてのライブラリについて、次のアナリスティクスの概要を表示します。
- チーム総数: 組織のチーム総数。オープン、クローズ、シークレットのチームが含まれます。
- ライブラリを使用するチーム: 組織の、ライブラリを使用するチームの数。
- ライブラリ総数: 組織のライブラリの総数。これには、組織全体で、または特定のチームで共有されているライブラリを含みます
- コンポーネント総数: 全ライブラリにあるメインコンポーネントの総数。
- スタイル総数: 全ライブラリにあるスタイルの総数。
- C ワークスペースを選択して、そのライブラリのアナリスティクスを表示します。
特定のライブラリのアナリスティクスの表示
- ライブラリファイルを開き、キャンバスのどこかをクリックしてすべてのレイヤー選択を解除します。
- ファイル名の横の下向き矢印をクリックし、[ライブラリアナリスティクス]を選択します。
ヒント: ファイルブラウザのライブラリを右クリックして、表示されるメニューから[ライブラリアナリスティクス]を選択することもできます。
概要タブ
概要タブには、ライブラリに関連する情報の概要が含まれています。
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A ライブラリのハイレベルのアナリスティクス
- ライブラリを使用するチーム: ライブラリのコンポーネントを使用するチームの数。
- コンポーネント総数: ライブラリにあるメインコンポーネントの総数。
- スタイル総数: ライブラリにあるスタイルの総数。
- 今週のアクティビティ: ユーザーがライブラリからコンポーネントをファイルに挿入した回数の合計。「今週」とは直近の7日間を指します。
- B ライブラリのすべてのスタイル。
- C ライブラリのすべてのコンポーネント。
アナリスティクスタブ
モーダルの上部にある[アナリスティクス]タブをクリックすると、ライブラリ内の各コンポーネントおよびコンポーネントセットをユーザーがどのように使用したかについての詳細なメトリックを確認することができます
データについて、いくつか注意点があります。
- ライブラリアナリスティクスはスタイルを追跡しません。
- ライブラリアナリスティクスは、他のユーザーのドラフトファイル内コンポーネントの使用状況を追跡しません。
- ネストされたコンポーネントは挿入とみなしません。
- ファイル複製による最初の挿入は無視されます。
- ライブラリアナリスティクスは2019年9月28日から始まっています。この日より前のデータは閲覧できません。
ヒント: 各列の名前をクリックしてデータを昇順または降順に並べ替えます。
- A 過去30日、60日、90日、または昨年(連続する12か月)の期間を選択して、アナリスティクスをレビューできます。
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B 2つのライブラリのコンポーネント挿入を比較できます。これには次のものが含まれます。
- 新規のライブラリの採用の追跡、または新規と古いデザインシステムの比較
- 異なるオペレーティングシステム間でライブラリがどのように使用されるかを比較
- 製品間またはブランド間の測定作業
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C 選択した期間のコンポーネントの挿入のグラフ。 コンポーネントは、インスタンスがファイルに追加されるたびに挿入されます。次の場合が含まれます。
- インスタンスをコピーし、ファイルにペーストする
- ファイル内でコンポーネントインスタンスを複写する
- コンポーネントをアセットパネルからファイルへドラッグする
- インスタンスの入れ替え
注: Figmaでは、現在の週の終わりまでをグラフにプロットします。週の終わりは、あなたの地理的位置によって異なります。たとえば、北米では土曜日が週末ですが、ヨーロッパでは日曜日が週末です。ドットにマウスカーソルを合わせると、日付とコンポーネント挿入のの総回数が表示されます。コンポーネント挿入チャートは次のように色分けされます。
- 現在のデータはブルー
- 利用できないデータはグレー
- 比較データはブラック
- 点線は週が終わっていないことを示します
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D ライブラリを使用しているチーム。各チームの挿入の合計回数と、合計に対する各チームのコンポーネント挿入回数の割合が含まれます。
注: ライブラリを使用するチームが6つ以上ある場合に、[CSVをダウンロードする]が表示されます。これは、レビューのためにチームデータをエクスポートする場合の選択肢になります。ライブラリを使用するチームが5未満の場合にチームデータをエクスポートするには、モーダルからスプレッドシートまたはドキュメントにコピーアンドペーストします。
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E 選択した期間の、ライブラリのコンポーネントまたはコンポーネントセットについてのコンポーネントの統計。
注: Figmaでは、インスタンスの切り離し設定を使用してインスタンスとメインコンポーネント間のコネクションが解消されるたびに、切り離しを記録します。
- F コンポーネントセットをクリックしてバリアントの使用状況を表示し、またはコンポーネントをクリックして コンポーネントの使用状況を表示します。
バリアント使用状況の表示
アナリスティクスタブのコンポーネントの統計セクションのコンポーネントセットをクリックすると、コンポーネントセットの各バリアントがどのように使用されているかについての情報を表示します。
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A コンポーネントセットについての次の情報を集約します。
- 説明: コンポーネントセットの説明。コンポーネントセットのバリアントだけでなく、コンポーネントセットにも説明を追加できます。
- 総数: コンポーネントセットにあるすべてのバリアントのインスタンスの総数。
- 使用者: コンポーネントセットのバリアントを使用するチームの総数。
- 使用先: コンポーネントセットにあるバリアントのインスタンスを使用するファイルの数。
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B コンポーネントセットに含まれるバリアントの一覧表。
- インスタンス: ファイルのバリアントインスタンスの現在の総数。コンポーネントのある期間の使用状況の履歴ではなく、使用状況のの現在のスナップショットを提供するものです。
- 挿入: 直近30日間にバリアントがファイルに挿入された回数。これには、それ以後削除されたインスタンスも含まれ、コンポーネントのある期間の使用状況の履歴の理解に非常に役立ちます。
- 切り離し回数: 直近30日間にコンポーネントのバリアントインスタンスが切り離された回数。
- C リストのバリアントをクリックして、特定のコンポーネントのアナリスティクスを表示します。コンポーネントの使用状況を表示するを参照してください。
コンポーネント使用状況の表示
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A コンポーネントセットについての次の情報を集約します。
- 説明: コンポーネントセットの説明。
- 総数: 組織内コンポーネントのインスタンスの総数。
- 使用者: このコンポーネントを使用するチームの総数。
- 使用先: このコンポーネントのインスタンスを使用するファイルの数。
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B コンポーネントを使用するファイルのテーブル。組織の全員に公開されているチーム、または自分がアクセス権を持つ、招待されたユーザーのみに設定されたチームのファイルの使用状況のみを表示できます。
- コンポーネントまたはバリアントが使用されているファイル。
- コンポーネントまたはバリアントが使用されているファイルを持つチーム。
- ファイル内のコンポーネントまたはバリアントのインスタンスの数。
- ファイルの最終変更時。
Library Analytics API
Figma REST APIの一部であるLibrary Analytics APIによって、組織のデザインシステムライブラリの使われ方についてのアナリティクスデータを得ることができます。このAPIによって、よりきめ細やかなカスタム分析が可能な形式で、同様の情報が製品内ライブラリアナリティクス機能に提供されます。
Library Analytics APIの詳細については、Figma REST APIのドキュメント(英語)をご覧ください。